元日本代表のDF田中マルクス闘莉王氏が7月17日に自身のYouTubeチャンネルを更新。新型コロナウイルスの感染者が増え続けているブラジルの現状を動画で報告した。

 闘莉王氏は昨年京都で現役を引退したあと、生まれ故郷であるブラジルに帰国。現在は広大な牧場を経営するなどして生活を営んでいる。今年4月には公式YouTubeチャンネル“闘莉王TV”を開設し、ブラジルでの生活を紹介するコンテンツや、サッカーを語る動画などを配信している

 17日に新たに投稿された動画では「闘莉王リポート」と題し、コロナウイルス感染者が200万人を突破するなど、厳しい状況下にあるブラジルの現状を報告。出身地であるサンパウロ州のパルメイラ・ドエスチでは38人の感染者がいるとし、「どんどん増える予想がされているので、ちょっと心配」と懸念している。
 
 また、「コロナはちょっとした風邪」など軽はずみな発言をしていたブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領自らが感染してしまったことについて、「マスクしないで出て行ったり、みんなと握手したり、国民の見本として一番やってはいけないことをしている」と批判。そのうえで、「亡くなった人たちや親戚の人たちのことを考えると、もうちょっとリスペクトがあってもいいのではないか」と訴えている。

 そのほかにも、ブラジル・サッカーの現状や、医師として働いているという妻など、家族についてもも赤裸々に告白。最後には「早くワクチンが出たりとか、そういうことを願いながら生き続けます!」と力強く語り、動画を締めくくっている。

 感染者、死者数ともにアメリカに次ぐ2番目の多さとなっているブラジルで、日々不安のなかで暮らす闘莉王氏。現地の状況がダイレクトに伝わる、貴重なリポート動画となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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