マンチェスター・ユナイテッドは公式戦で19試合黒星がなく、シーズン再開後のプレミアリーグで5勝2分けと好調だ。4位レスターと同じ勝点で、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を争っている。

 ただ、一部のクラブの指揮官からは、ユナイテッドが判定で恵まれているとの声が上がった。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、ユナイテッドが4位争いをしているのは「ラッキー」だと発言。チェルシーのフランク・ランパード監督も「何度か有利」な判定があったとしている。

 ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、ライバルたちの主張に不快感を表した。英衛星放送『Sky Sports』によると、スールシャールは「物語があるみたいだ。決定を下す人たちに影響したがっているようだね」と、審判たちへの重圧だと批判している。

「幸運について話した人もいるようだね。われわれがアンラッキーよりもラッキーだったと。実際の判定を見てみよう。明白だよ。運については、トッテナム戦でわれわれはPKを獲得したが取り消された。それがなければ、われわれはさらに2ポイントを獲得していたかもしれない」

 さらに、こう続けた。

「レッドカードについては、メイソン・グリーンウッドの足をダメにしかけたオリオル・ロメウが退場になるべきだったはずだ。レッドカードが出されていたら、われわれの助けになっていたかもしれない。ウェストハムに敗れた試合でも、マーク・ノーブルが退場になるべきだった。

 実際には、ピッチ上での判定が自分たちに不利だと文句を言うべきは、私のほうじゃないか。だが、われわれは試合だけに集中しなければいけない。ほかの人たちに好きなように話させるさ」

 19日のFAカップ準決勝でランパード率いるチェルシーと対戦するスールシャールだが、審判団については「かなりリラックスしている」と、信頼を強調した。

「審判たちは客観的に判定を下す。いずれにしても、感情にはまったく影響されないだろう」

 試合前に舌戦を繰り広げたランパードとスールシャール、FAカップ決勝への切符をつかむのはどちらだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部