元スペイン代表のGKイケル・カシージャスが8月4日、自身のSNSで現役引退を発表した。

 39歳の守護神は、ポルトでプレーしていた昨年4月のトレーニング中に心臓発作を起こして病院へ緊急搬送。一命は取り留めたものの、その後は試合に出場せず、7月にはコーチングスタッフとなっていた。また、今年2月にはスペイン・サッカー連盟の会長選への出馬を表明(6月に辞退)するなど、事実上選手キャリアは終わりを迎えていたが、正式に区切りをつけた格好だ

 レアル・マドリーの下部組織出身のカシージャスは、1999年にトップチームに昇格すると、2015年にポルトに移籍するまでの16シーズンで公式戦725試合に出場。絶対的な守護神として、5度のラ・リーガ優勝と3度のチャンピオンズ・リーグ制覇に貢献した。
 
 また、キャプテンも務めたスペイン代表では、歴代2位の167キャップを刻み、EURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012というメジャートーナメント3連覇を成し遂げている。

 キャリア通算1039試合に出場して24のタイトルを獲得した(『MARCA』紙)GKは、SNSで次のように想いを綴っている。

「大切なのは、目的地ではなく、辿ってきた道と、寄り添ってくれた人々だ。それは、努力の結果であり、迷うことなく、夢の旅路であったと言うことができる」

 歴史に残る偉大なGKは、これからどんな道に進むのか。第2のキャリアにも注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部