リオネル・メッシはバルセロナで引退する――。どれだけ去就を巡る報道が後を絶たなくても、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の主張は不動のものだ。

 たびたび現首脳陣との衝突が取りざたされるメッシは、直近でもインテルからの関心が噂されたように、いつかバルセロナを離れる日が訪れるのか注目されている。

 だが、スペイン紙『AS』によると、バルトメウ会長は中東テレビ局『beIN SPORT』でメッシの将来に関して落ち着いているか問われて「イエスだ。わたしが言っているんじゃない。レオが言ったことだ。彼はバルサでプロとしての生活を終えることを望んでいる」と述べた。

「彼はクラブマンであり、あと3年か4年、それ以上かで引退するだろうが、バルサでプレーする。彼は小さなころにクラブに来て、ここのカラーを感じている。史上最高の選手だ。バルサにおり、ここが永遠に彼のクラブであることは確かだ」

 メッシら選手たちが不満を抱いているとも噂されるキケ・セティエン監督だが、バルトメウ会長は続投か問われると続投を強調した。

「イエスだ。何度も言ってきた。来シーズンもセティエンが監督だよ。われわれはセティエンを信頼している」

 また、新シーズンに向けた補強で注目されるのは、パリ・サンジェルマンのネイマール復帰やインテルのラウタロ・マルティネスの獲得だ。

 しかし、バルトメウ会長はネイマール獲得について「新型コロナウイルスで財政状況は良くない。以前から、トップクラブの大型取引はないと思うと言ってきた」と否定的な見解を繰り返した。

「ネイマール復帰に必要な状況?まずはパリSGが放出を望まなければならないが、彼らは望んでいないと知っている。それは、われわれに関する問題ではない」

 ラウタロについても、先日インテルとの交渉が停止中と明かしたバルトメウ会長は「チャンピオンズ・リーグが終わったらインテルと話す」としたうえで「その問題は完全に止まっている」と述べた。

 大改革がないことを強調するバルトメウ会長。バルサはメッシを引き留めつつ、国内での覇権を取り戻すことができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部