仰天の人事と言っていいだろう。

 現地時間8月8日にマウリツィオ・サッリ監督を解任したユベントスが、クラブOBで元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロを後任に据えることを発表した。2022年6月30日までの2年契約となっている。

 現在41歳のピルロは、インテル、ミラン、ユベントスというイタリアのビッグ3でプレーし、アッズーリでも2006年のワールドカップ制覇に貢献するなど主軸として活躍。2017年11月にニューヨーク・シティで引退して以降は、テレビ解説者などを務めていた。

 そして、先月30日にユーベのU-23チーム(セリエCに所属)の指揮官に就任。指導者キャリアをスタートさせたばかりだった。
 
 そもそもユーベが就任1年目でセリエA9連覇を成し遂げたサッリの首を切ったのは、7日のチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16第2レグで、格下のリヨンに屈して敗退が決定し、悲願である欧州制覇の道が早々に絶たれたからだ。

 選手としての実績は申し分ないとはいえ、その後任にコーチの経験すらないピルロを据えたのは驚きというほかない。

 この異例の決断が、はたして奏功するのか。いきなり絶対王者を率いることになった新米監督の船出に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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