東ロンドンの雄が、即戦力DFを釣り上げた。

 現地時間8月26日にレスターからイングランド代表DFのベン・チルウェルを、翌27日にニースからU-21フランス代表DFマラング・サールを獲得したと発表していたチェルシーは、28日にパリ・サンジェルマンと契約満了を迎えていたブラジル代表DFチアゴ・シウバを獲得した。

 補強禁止処分を食らっていた昨夏と、そのペナルティーが解けた今冬も新戦力の獲得を見送ったチェルシーは、コロナ禍で欧州中のクラブが強化予算削減を余儀なくされる中で積極果敢な補強を敢行。すでにハキム・ジイェフ(←アヤックス)とティモ・ヴェルナー(←RBライプツィヒ)の獲得を成功させていた。

 そして、新たに迎え入れたのは、まさに欲していた人材である。
 
 T・シウバは、言わずと知れた名手だ。ミランでスクデットを獲得し、12年に加入したパリSGでも、守備の要として君臨した35歳のCBは、先のチャンピオンズ・リーグ決勝でも衰えを感じさせないパフォーマンスを見せたのは記憶に新しい。チェルシーにとっては、時に右SBのセサル・アスピリクエタも起用せざるを得なかったCB陣に厚みをもたらす存在になり得る。

 さらにチェルシーは、トップターゲットとして、長らく水面下で綿密な交渉を続けてきたレバークーゼンのカイ・ハベルツとも8000万ユーロ(約100億円)+ボーナスで合意寸前と見られている。このドイツの超逸材MFも加われば、3シーズンぶりのプレミアリーグも狙えるだけのスカッドが揃うことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部