ボローニャは、トリノに所属する元イタリア代表の右サイドバック、ロレンツォ・デ・シルベストリを間もなく獲得する。契約期間は9月1日からの2年間。トリノとの契約が8月31日で満了するため、移籍金は発生しない。
 
 デ・シルベストリの獲得は、シニシャ・ミハイロビッチ監督のリクエストに沿ったものだ。この2人は、2010―11シーズンのフィオレンティーナ、13〜15シーズンのサンプドリア、16〜18シーズンにトリノでともに戦っており、厚い信頼関係で結ばれている。
 
 この補強により、新シーズンの冨安健洋のポジションは、かねてから報じられてきたように、センターバックになるだろう。19―20シーズンのボローニャはリーグワースト6位タイの65失点を喫しており、守備陣のテコ入れは急務。ミハイロビッチは冨安を「本職」のCBにコンバートすることで、守備の立て直しを図る考えだ。
 
 粘り強い守備と正確なビルドアップ、前線への駆け上がりと、19―20シーズンの冨安は右サイドバックで一躍ブレイク。若手選手に辛口のイタリアのメディアから「自身の価値をプレーで証明した」(『Gazzetta dello Sport』紙)と評されるまでになった。
 
 CBでプレーする新シーズンもイタリアのメディアを納得させるプレーを見せられるか、注目だ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部