浦和レッズの熱血CBがJ1通算350試合目を勝利で飾った。

 浦和は8月29日、J1第13節で大分トリニータと対戦。前節のヴィッセル神戸戦からスタメンをふたりを変更して臨んだ。ボランチには青木拓矢に代わってエヴェルトン、そしてFWには、腰の怪我が治ったエースの興梠慎三が、武藤雄樹に代わって先発に復帰。そして、この試合でJ1通算350試合出場を達成したのが、CBの槙野智章だった。

 一方の大分も前節の柏戦からふたりをチェンジ。前線の渡大生と髙澤優也に代わって、三平和司と小塚和季がシャドーで先発した。GKでは、9節の川崎戦で高木駿に代わってスタメンの座を掴んだムン・キョンゴンが5試合連続でピッチに立つ。

 立ち上がりからなかなか調子が上がらなかった浦和は、先制パンチを浴びる。9分に右サイドから香川勇気にクロスを許すと、小塚、三平の連係から失点を喫してしまうのだ。
 
 ところが28分から浦和が怒涛の反撃。立て続けに決定機を作ると、橋岡大樹のクロスに合わせたレオナルドのヘディング弾で同点に追いつく。さらに33分には山中亮輔の鋭いFKを上手くすらした橋岡のゴールで逆転に成功。瞬く間にスコアを覆してみせた。

 後半に入ると、対する大分はシャドーの小塚に代えて町田也真人を、さらに63分には同じくシャドーの三平和司とCFの伊佐耕平に代えて、渡と知念慶を投入。攻撃のギアを変えようと試みる。

 それでも浦和のゴール前に立ちはだかったのが、槙野を中心とした強固なブロックだ。71分の渡のシュートなどチャンスを作られたものの、最終ラインが身体を張って奮闘し、見事逃げ切りに成功。ベテランCBのメモリアルマッチに勝利という結果で華を添えた。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)