10年前とまったく同じ日にミラノの地に再び降り立ったのは、運命なのだろうか。

 8月29日、ズラタン・イブラヒモビッチがミラノ入りした。イタリア・メディアは、ミランとの新契約締結が合意に達しており、週末にサインすると報じている。

 イブラヒモビッチは2010年8月29日、バルセロナからミランへのレンタル移籍が決まってミラノ入り。インテル時代以来となるミラノの街で、加入1年目にスクデット獲得に貢献した。

 2年後にパリへと去り、その後マンチェスターやロサンゼルスでの日々を経て、イブラヒモビッチは昨シーズン途中にミラン復帰。低迷する名門の復調に尽力した。新型コロナウイルスにより中断したシーズンの再開後、ミランはリーグトップの成績でヨーロッパリーグ出場権を獲得している。

 当初、ラルフ・ラングニックの招聘に動いていたクラブも、好調を受けてステーファノ・ピオーリ監督と契約を更新。不動の大黒柱であるイブラヒモビッチとの契約更新も確実視されていた。

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 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ミランは10月で39歳になるイブラヒモビッチと年俸700万ユーロ(約8億8000万円)の1年契約を結ぶ。スウェーデンの英雄はクラブの公式チャンネルで「とてもうれしい。ようやくすべてがOKだ。家と感じるところに戻る。次は仕事をし、もっと結果を残すために続ける必要がある」と意気込んだ。

「マスコットになるためにいるんじゃない。結果を出し、チームとクラブ、全員を助けるためだ。オレたちはミランをふさわしいところに戻さなければならない。この6か月はうまくやれた。でも、まだ何も勝ち取っていない。始まる可能性がある。ハードワークし、犠牲を払い、目標を達成しよう」

「サポーターにメッセージ? 早くスタジアムで会いたい。チームにはサポーターが必要だ。サン・シーロでファンをジャンプさせよう。フォルツァ(がんばれ)、ミラン!」

 最優先課題だったイブラヒモビッチとの契約更新をまとめたミランは、さらにサンドロ・トナーリ(ブレッシャ)やブラヒム・ディアス(レアル・マドリー)の獲得にも迫っていると言われる。

 イブラヒモビッチ残留とこの2人の逸材の確保で、ミランはチャンピオンズ・リーグ出場に値するかを問う『Gazzetta dello Sport』紙電子版のアンケートでは、3000人を超えるサポーターのうち、56%が「イエス」と答えた。

 10年前にイブラヒモビッチとセリエAを制したミランは、再び“神”と栄光を手にすることができるか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部