今節のJ1リーグは、中止となった湘南対鳥栖を除く7試合が8月29日に行なわれ、同30日には13節の残り1試合が開催された。ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた横浜FC対セレッソ大阪の一戦は、2−1でアウェーの後者が勝利を収めた。

 リーグ戦3連勝中の横浜FCは、前節から4選手を入れ替えた。4−4−2のフォーメーションでGK六反勇治、DFは右から志知孝明、伊野波雅彦、小林友希、袴田裕太郎、MFは右に松浦拓弥、左に松尾佑介、中央に佐藤謙介と手塚康平が並んだ。2トップは一美和成、皆川佑介となった。また中村俊輔が6試合ぶりにベンチ入りした。

 C大阪は、川崎との首位決戦では2−5と大敗したものの、ここ3試合はいずれも複数得点を挙げるなどチーム状態は悪くない。左SBの丸橋祐介が外れ片山瑛一がリーグ戦初先発となった。

 試合は、14分にアウェーチームが先制する。この日ボランチで先発した奥埜博亮が高木俊幸へ縦パスを入れると、高木がそのボールをフリック。走り込んだ清武弘嗣が受け、ペナルティエリア手前の中央からドリブルしながらシュートチャンスを伺う。巧みなフェイントでブロックに来るDFを剥がすと、左足を振り抜きゴール右へ冷静に決め、1−0と先制に成功する。
 

 先制を許した横浜FCはその後ボールを保持し右SBの志知も高い位置を取ってゴールを目指すが、C大阪の堅固な守備ブロックを崩せず。ボールを持たされている印象も強く、時折ロングボールからのカウンターであわやという場面も作られてしまう。

 56分、横浜FCはC大阪の一瞬の気の緩みをついてゴールに迫る。松浦がライン際で倒れ込みながらもボールをつなぐと志知が鋭いグラウンダーのクロスを供給。DFに当たりコースが変わったボールはゴール正面の一美の前にこぼれてくるものの、戻っていたDF松田陸に防がれてしまった。

 するとその直後にC大阪は、カウンターから清武がペナルティエリア内まで侵入すると、最後はブルーノ・メンデスが流し込み2−0とさらにリードを広げる。

 直後の58分に横浜FCの下平隆宏監督は瀬古樹、斉藤光毅を、76分に齋藤功佑、中村俊輔と続けて交代カードを切るものの、C大阪の守備を崩しきることはできない。結局、86分に松尾佑介が追撃の1点を返すものの、反撃はそこまで。2-1で終了のホイッスルを迎え、C大阪が2連勝を飾った。

 この結果、勝点3を積み上げたC大阪は、勝点27とし2位をキープ。横浜FCは同14のまま12位と変わらず。

 次節は9月5日に第14節の9試合が予定されている。横浜FCはサガン鳥栖と敵地で対戦。C大阪は、9月2日に柏レイソルとのルヴァンカップ準々決勝第1戦を行ない、5日に浦和レッズをホームで迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部