8月30日に行なわれたベルギー・リーグ第4節で、日本代表FW伊東純也が所属するヘンクは、ホームに昨シーズン王者のクラブ・ブルージュを迎えた。

 開幕から4試合連続で先発出場を飾った伊東は、4-2-3-1の右サイドハーフに入った。

 前半から攻守が頻繁に入れ替わり、互いに攻め合う展開のなか、ヘンクは10分にピンチを迎える。ゴール前の危険な位置でファウルを犯し、フォルメルにFKでゴールを脅かされるも、これはGKヴコビッチがスーパーセーブで防ぐ。

 19分には、伊東がデザースへスルーパス。届けば決定機だったが惜しくも届かずGKミニョレにキャッチされる。

 このあたりからは段々と押し込まれる時間が続き、22分に先制点を許してしまう。自陣左サイドからデニスに早い弾道のクロスを送り込まれ、中央でフリーにしてしまったファナケンにヘッド弾を叩き込まれる。

 なんとか追いつきたいヘンクだが、ペナルティエリア内まで侵入するものの、ラストパスの精度を欠き、なかなか決定機を作り出せない。

 そんななか、36分に伊東がゴール前でこぼれ球に反応し、右足を振り抜くも枠を大きく外してしまう。このファーストシュートでやや勢いを取り戻したホームチームは、何度か攻め込む場面を作り出すも、シュートまでは至らない。結局、前半はシュート1本のみで折り返す。
 
 後半立ち上がりの46分、ヘンクがいきなりビッグチャンスを迎える。伊東が右サイドから中央へパスを送ると、これを受けようとしたボンゴンダが相手に倒されPKを獲得。しかし、デザースのシュートは右ポストを叩き、絶好のチャンスを逃がす。

 さらに58分、縦パスを受けた伊東が上手くフリック、これに抜け出したボンゴンダが1対1となったGKと接触。VARの判定でファウルの判定となり、再びPKを獲得する。

 これをボンゴンダ自らが強烈なシュートでゴールネットを揺らし、60分に同点に追いつく。

 これで勢いに乗ったヘンクは、ここから攻勢を強める。頻繁にボールに触れ、攻撃にテンポを生み出していたのは伊東だった。

 ただ押し込みながらも決定的な場面は生み出せず、時間が経過していく。そして83分、CKからバジにヘディングシュートを決められ、勝ち越しを許す。

 最低でも勝点1をもぎ取るべく、そこから攻勢をかけるも、相手ディフェンスが落ち着いてブロック。なかなかシュートまで持ち込めない。

 そしてそのままスコアを動かせず、1-2で試合終了のホイッスル。今シーズン初黒星を喫し、3戦勝ちなしとなった。

 次節は日本時間の9月14日未明にアウェーで鈴木武蔵が加入したベールスホットと対戦するヘンク。日本代表FW同士の対決に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部