現地時間9月2日、久保建英が所属するビジャレアルが、4戦目のプレシーズンマッチとなるレアル・ソシエダ戦に臨み、2-0で快勝した。

 スペイン代表に招集されたエースのジェラール・モレーノとCBのパウ・トーレス、故障中の左SBアルベルト・モレーノらが不在だったものの、現状で組めるベストメンバーに近い形で試合に臨み、久保も8月25日のテネリフェ戦以来2試合ぶりの先発出場。4‐2−3−1のトップ下に入り、1トップにパコ・アルカセル、右サイドハーフにサムエル・チュクウェゼ、そして左サイドハーフにモイ・ゴメスという攻撃ユニットを形成した。

 開始2分、ビジャレアルはいきなり先制点を挙げる。右サイドで久保がプレッシャーをかけてビルトアップのミスを誘い、パスカットしたチュクウェゼが中央へパス。エリア内で受けたフランス・コクランが左足のシュートでネットを揺した。

 18分にPKを献上してピンチを迎えたものの、ウィリアン・ジョゼのシュートをGKセルヒオ・アセンホがセーブ。すると、29分に久保のパスに反応して抜け出ようとしたM・ゴメスがPKを誘発。これをパコ・アルカセルが決めて2点目を奪った。

 ウナイ・エメリ監督はハーフタイムに選手を入れ替えず、本番モードのビジャレアルは、後半もゲームを支配。昨シーズンに6位だった難敵に快勝を飾っている。

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 スペイン紙『MARCA』は、この日にビジャレアルを「エメリはすでに本物のチームを持っている」と見出しをつけた記事を掲載。「敵のビルドアップに対するプレスは本物である。開始1分のとてつもないプレッシャーが、コクランの左足のシュートを呼び込んだ」とし、久保のハイプレスから始まった先制ゴールのシーンを称えた。

 そして、「順調にゲームを進め、ボールを支配した」後半の途中から、右サイドに回った久保についても、「パレホのサポートを得て、クボがソシエダの後方をフィルタリングした。バスクのクラブの拷問となった」と称賛している。

 9月12日か13日に開催される、岡崎慎司擁するウエスカとの開幕戦に向け、順調な仕上がりを見せているビジャレアル。残るプレシーズンマッチは1試合、現地5日に行なわれるレバンテ戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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