異例のシーズンが終わったばかりだが、すぐにまた異例のシーズンが開幕する。イタリア・セリエAは先日、2020-21シーズンの日程を発表した。開幕は、9月19日。すでに2週間を切っている。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)でベスト8だったアタランタ、ヨーロッパリーグで準優勝したインテルは、シーズン閉幕が遅かったため、開幕節が延期される予定だ。

 だが、そのほかのチームはすでにキャンプインし、練習試合をこなして新シーズンへの準備を進めている。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は9月5日、現時点での20クラブのレギュラーメンバーを予想した。

 アンドレア・ピルロ監督の就任が注目される9連覇中の王者ユベントスは4-3-3で、新戦力のアルトゥールとデヤン・クルセブスキがスタメン入りしている。

GK:ヴォイチェフ・シュチェスニー
DF:ファン・ギジェルモ・クアドラード、レオナルド・ボヌッチ、マタイス・デリフト(ジョルジョ・キエッリーニ)、アレックス・サンドロ
MF:ロドリゴ・ベンタンクール、アルトゥール、アドリアン・ラビオ(ウェストン・マッケニー)
FW:デヤン・クルセブスキ、パウロ・ディバラ、クリスチアーノ・ロナウド

 アントニオ・コンテ監督の続投が決まり、覇権奪還を目指すインテルはお決まりの3-5-2で、これまでの目玉補強であるアシュラフ・ハキミが名を連ねている。

GK:サミル・ハンダノビッチ
DF:ディエゴ・ゴディン(ミラン・シュクリニアル)、ステファン・デフライ、アレッサンドロ・バストーニ
MF:アシュラフ・ハキミ、ニコロ・バレッラ、マルセロ・ブロゾビッチ、ステーファノ・センシ(クリスティアン・エリクセン)、アシュリー・ヤング
FW:ロメル・ルカク、ラウタロ・マルティネス

 ズラタン・イブラヒモビッチと契約を更新し、CL復帰を狙うミランは4-2-3-1で、少なくとも現時点では昨シーズンまでのメンバーが主力のようだ。

GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ
DF:アンドレア・コンティ、シモン・ケア、アレッシオ・ロマニョーリ、テオ・エルナンデズ
MF:フランク・ケシエ、イスマエル・ベナセル(サンドロ・トナーリ)、サムエル・カスティジェホ(アレクシス・サーレマーカス)、ハカン・チャルハノール(ブラヒム・ディアス)、アンテ・レビッチ
FW:ズラタン・イブラヒモビッチ
 
 その他の強豪と同じく注目なのは、やはり2人の日本人選手たちだ。サンプドリアの吉田麻也、ボローニャの冨安健洋ともに、それぞれ予想スタメン入りを果たしている。ポジションはいずれもCB。昨季右SBで名を上げた冨安が、今季はCBで試されているのは周知のとおりだ。

 専門サイト『BolognaSportNews』によると、新型コロナウイルスに感染して隔離中のシニシャ・ミハイロビッチ監督に代わり、アシスタントのエミーリオ・デ・レオが「トミヤスはセンターバックとしての能力を高めなければならない」と檄を飛ばしている。

 もちろん、マーケットは10月5日まで開いており、これから1か月で多くの入れ替わりがあるだろう。ただ、開幕が近づくなか、吉田と冨安が確かな立場を築きつつあることも間違いないようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部