浦和レッズは9月9日、J1第15節でサガン鳥栖と対戦。2−2のドローで勝点1を分け合った。

 埼玉スタジアムに鳥栖を迎えたホームチームの浦和は、SBの岩武克弥を今季初先発に抜擢。さらにゲームメーカーの柏木陽介をリーグ8試合ぶりに起用した。

 対する鳥栖は、前節に得点した小屋松知哉、パサーの原川力がベンチスタート。一方で梁勇基がダブルボランチの一角としてリーグ6試合ぶりに先発に名を連ねた。

 試合開始直後からボールを握ったのは浦和だった。しかし予想外にも速い時間帯に先制点を献上してしまう。12分、相手右SBの森下龍矢にディフェンスラインの裏を突かれクロスを許すと、チョ・ドンゴンにヘディングでネットを揺らされてしまうのだ。

 その後は関根貴大の果敢なドリブルや柏木のパスで打開を図ろうとしたが、結局前半はゴールを奪えなかった。
 
 ビハインドで迎えた後半の48分、ようやく浦和に待望の時間が訪れる。関根の強烈なミドルシュートのこぼれ球に反応した興梠慎三が同点ゴール。エースのJ1通算150得点目でゲームを振り戻してみせた。

 この勢いのまま追加点を狙いに行ったホームチームだったが、しかし追加点を奪ったのは、アウェーチームの鳥栖だった。

 60分、途中出場の小屋松からパスを受けた樋口雄太がエリア外から右足を一閃。このシュートをGK西川周作が弾いたところに、これまた途中出場の林大地が素早く駆け込み、ゴールを奪った。

 それでも浦和は攻め手を緩めることなく前に出続ける。反撃が実ったのが81分。左サイドを岩武との連係で突破した武藤雄樹がビューティフルなミドルシュートを叩き込み同点とする。

 その後もなんとか逆転を目指して攻め続けた浦和。途中出場の杉本健勇らがゴールにあと一歩まで迫ったものの、粘る鳥栖の守備陣を崩し切れないまま勝ち越しゴールを生めず。ホームゲームで勝点3を得られなかった。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)