現地時間9月25日、アトレティコ・マドリーは、バルセロナを構想外となったウルグアイ代表FWルイス・スアレスと2年契約を結んだことを発表した。

 スペイン代表FWアルバロ・モラタを買い取りオプション付きのレンタルでユベントスへ放出したアトレティコにとって、6シーズン在籍したバルサで公式戦283試合に出場して198ゴールを挙げたストライカーの加入は、願ったり叶ったりだ。

 だが、積年の課題だった得点力不足解消への動きは、これだけでは終わらないかもしれない。スペイン紙『AS』は、ウルグアイ代表でスアレスと長年に渡って2トップを組んでいたエディンソン・カバーニを獲得する可能性があると伝えた。
 
 スアレスと同じ33歳のカバーニは、その献身的なプレーをアトレティコのディエゴ・シメオネ監督が高く評価し、以前より獲得リストに名を連ねていた。パリ・サンジェルマンとの契約が残り半年となった今年の1月には実際に契約寸前まで話が進んだが、土壇場で破談している。

 この時、アトレティコのエンリケ・セレソ会長が「(選手側が)最後の最後でボーナスを要求したから成立しなかった」と暗に批判すれば、カバーニの代理人を務める実兄のワルテル・グッリェルモーネ氏が「アトレティコが、交渉のために必要とされた金額を払うことができなかっただけだ。カネが目当てならプレミアリーグに行っている」と反論。舌戦となり、カバーニのアトレティコ入りの可能性は完全になくなったかに思われた。

 だが、『AS』紙は、まだ「まだドアは閉じられていない」として、契約の可能性が残っていると伝えた。年俸は安くないが、フリーで獲得できるため、FWジエゴ・コスタの退団とセットで実現するかもしれないという。

 近づいていたベンフィカへの移籍が決まらず、現在はフリーとなっているカバーニ。過去を水に流し、アトレティコと契約を交わすのか。ウルグアイの強力コンビの誕生に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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