[J1第19節]湘南0-1川崎/9月27日/BMWス
 
【チーム採点・寸評】
湘南 5.5
敗れたため及第点とはいかず。もっとも粘り強い守備からのカウンターでチャンスを作り出し、少なからず手応えの得られるゲームにもなったはず。シュート3本と攻撃の精度アップは課題も、この経験を次戦につなげたい。リーグ3連敗から復調できるか。

【湘南|採点・寸評】
GK
25 谷 晃生 6
1失点するも、85分にはL・ダミアンのシュートを阻むなど必死にゴールを守った。フィードは向上が必要だが、つなぐ意識も高かった。

DF
19 舘 幸希 5.5
縦パスの質は反省材料で、マークがズレるシーンも。ただ三笘のドリブルに必死に食らい付いたように、頑張りは見せる。
 
38 石原広教 5.5
惜しいのは小林に競り負けた失点シーン。特に後半は上手くポジションを取って無失点に抑えただけに、悔いが残るだろう。


 
32 田中 聡 6(87分OUT)
嬉しいJリーグ初先発を飾る。失点シーンでは家長の動きに誘い出されたが、その後はボールを持ち運ぶなど積極性を示した。前半終了間際にはパスカットからカウンターを発動。「5.5」と迷うも、2種登録ながらの奮闘も鑑み「6」に。

MF
6 岡本拓也 6
前半はなかなか前に出られなかった一方、後半はクロスで茨田のシュートチャンスを演出。評価が難しいところだが、プラスマイナスゼロで及第点というところか。

23 茨田陽生 6(83分OUT)
守備面では相手SBにタイミングよくプレッシャーをかけ、前に運ばれればプレスバック。攻撃面ではミスもあったが、的確にパスをつなぎ、攻守で好印象。

2 金子大毅 5.5
相手のパス回しに翻弄されるシーンはあったものの、我慢強くプレー。ポゼッション時にもう少し仕掛けのパスを入れたかった。

【J1第19節PHOTO】湘南0−1川崎|湘南の猛攻に苦戦するも…小林悠の決勝弾で7連勝達成!
MF
16 齊藤未月 5.5(75分OUT)
前半終了間際にはカウンターで一気に攻め上がり、右からのクロスをヘッド。場面場面では存在感も、攻守でもう少し働きたかった。失点シーンでは田中への対応が緩くなった。

5 古林将太 5(HT OUT)
失点場面は家長に付いていけず。オーバーラップの回数も少なく、ハーフタイムでベンチに退いた。
 
FW
13 石原直樹 5.5
特に試合序盤は巧みな動きが光り、松田との2トップでゴールを目指した。しかしフル出場もシュート0本は寂しいだろう。
 
18 松田天馬 5.5
守備時には一列下がって相手を迎え撃ち、ボールを奪えば前へ。前半終了間際には齊藤へ好クロス。運動量が求められるタスクをよくこなしたが、そのためにゴール近くでクオリティを欠く場面も。


 
交代出場
28 鈴木冬一 5(HT IN)
後半開始から古林に代わって左ウイングバックに入るも、直後に家長の動きに惑わされて深い位置でファウル。後手に回る場面が少なくなかった。

FW
11 タリク 5.5(75分 IN)
1点ビハインドの場面で救世主としての働きを託される。しかし上手くシュートまで持ち込めなかった。

MF
30 柴田壮介 ―(83分IN)
試合終盤には左サイドからクロスを供給するも味方に合わず。試合を動かすことはできず。
 
FW
14 中川寛斗 ―(87分IN)
試合終了間際に放ったシュートはジャストミートできず。アピールには時間が足りなかった。

監督
浮嶋 敏 5.5
川崎対策を選手たちに授け、0-1で敗れたとはいえ、まずまず奏功。ただ、同点に追いつく策を提示することはできなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
立ち上がりは湘南にやや押され気味だったが、18分に先制。落ち着いて試合を展開できたかと思ったが、その後はテンポが上がらず。シュート数は19対3と大きく上回るも、“らしい”パスワークを示す攻撃はなかなか見せられずに、前節の横浜FC戦からの課題を修正できたとは言えなかった。もっとも、しっかり勝ち切った点は小さくない収穫。7連勝で勝点を53に伸ばし首位を快走している。

【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
左サイドからのクロスを合わせられた56分のピンチは的確にセーブ。チームがなかなか波に乗れないなかで、ゴールマウスを冷静に守った。
 
DF
13 山根視来 6
前回は等々力でゴールを決めていた古巣との2度目の対戦。18分の先制ゴールのシーンでは、右サイドからの崩しに貢献した。守備でも身体を張ったが、その後は見せ場は訪れず。
 
4 ジェジエウ 6.5
カウンターを受けるシーンが何度かあったが、快足を飛ばしてカバーリング。彼がいたからこそピンチを未然に防げたシーンは多い。やはり最終ラインに欠かせない存在だ。
 
 
 
5 谷口彰悟 6
前半はマッチアップした石原直の巧みな動きにやや苦戦した印象。もっとも最後の一線は越えさせず。ゴール前で存在感。
 
7 車屋紳太郎 5.5(HT OUT)
前半に一度、良いフィードを見せたが、相手のプレスに手を焼いた場面も。イエローカードも受け、悔しいハーフタイムでの交代となった。

MF
6 守田英正 6
小林のゴールシーンでは右サイドへ上手く展開。守備面でも味方に指示を出しながらボールにアタック。果敢にミドルも放った。ただ、試合を通じてパスワークが乱れることも。
 
25 田中 碧 6
小林のゴールにつながるパスを家長へ供給。ゲームを通じては、インサイドハーフとしてフリーランを繰り返し、相手最終ラインの裏を狙ったが、ボールがなかなか出てこなかった。走って闘ったものの、相手DFに引っかかることも。
 
MF
8 脇坂泰斗 6(62分OUT)
受けて、出してを繰り返し、攻撃を加速させようと奮闘。シュートを積極的に放つなど、動きは悪くなかったものの、目に見える結果を残せないまま交代となった。
 
FW
41 家長昭博 6.5(82分OUT)
消える時間もあったが、要所のプレーはさすが。小林へのアシストは後方からの田中の浮き球のパスをダイレクトでクロス。後半も巧みなプレーがあった。
 
30 旗手怜央 5.5(82分OUT)
潤滑油として貢献しようと、チームのために動き回った。ただ、疲れもあったか、いつものような崩しの面でのプレーの質を示せず。シュート2本は放ったが……。
 
MAN OF THE MATCH
11 小林 悠 6.5(75分OUT)
全体ではバシッとパスが入ってくるシーンは限られ、やや不完全の感。もっとも、ワンチャンスを確実に仕留めるストライカーぶりはさすが。教え子たちと約束していたという“ぺこぱの松陰寺太勇”を模したゴールパフォーマンスも決まった!
 
 
交代出場
DF
2 登里享平 6(HT IN)
後半頭から左SBに入る。持ち味を出し切れたわけではないが、オーバーラップを仕掛け、守備面では味方と連係した。
 
MF
18 三笘 薫 6(62分 IN)
雨が降るコンディションでも、急加速するドリブルで攻撃に新たなリズムを加えた。しかし、あと一歩のところが味方と合わず。
 
FW
20 宮代大聖 5.5(75分 IN)
小林と交代でCFとしてピッチへ。79分には三笘のパスから鋭いシュートを放つも、惜しくもゴール右に外れた。
 
FW
9 レアンドロ・ダミアン ―(82分 IN)
85分には齋藤のクロスをダイビングヘッドで狙い、試合終了間際には角度のないところからシュート。ともにGKの好守に阻まれるも、状態は良さそう。
 
MF
19 齋藤 学 ―(82分 IN)
右サイドから85分にはL・ダミアンへ好クロス。短い時間でもゴールに迫った。
 
監督
鬼木 達 6
苦しいながらも1-0で試合を締めた采配は評価されるべきもの。次戦のC大阪戦へチームをどうマネジメントするか。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)