現地時間9月27日に開催されたラ・リーガ第3節で、ロナルド・クーマン監督の公式戦初陣となるバルセロナが、久保建英を擁するビジャレアルと対戦した。

 10歳の時にラ・マシア(バルサの下部組織の総称)に入り、約4年を過ごした古巣との対戦となる久保は3試合連続のベンチスタートとなった。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)での屈辱的大敗やメッシの退団騒動に揺れたバルサは、今シーズン初戦(CL出場のため1〜2節は延期)となるこのゲームで、4−2−3−1を採用。メッシを最前線に置き、2列目に右からグリエーズマン、コウチーニョ、アンス・ファティを並べた。

 開始15分、期待の17歳がバルサの今シーズン初ゴールを奪う。左サイドを駆け上がったジョルディのマイナスのクロスにアンス・ファティが右足で合わせ、GKアセンホのニアサイドを射抜いた。

 さらにその4分後にも、自陣からの縦パスを受けたコウチーニョが一気に敵ゴール前まで運び、左のファティへ絶妙のパス。正式にトップチーム登録となり、新たに22番を背負うことになった若武者が再びネットを揺らし、あっさりリードを広げる。

 ラ・マシアでは年上の久保とチームメイトでもあったファティの活躍はまだ続く。34分には、エリア内で仕掛け、マリオに倒されてPKを獲得。これをメッシが難なく決めて、3−0とする。

 バルサの猛攻はまだ終わらない。44分には、メッシがブスケッツに出した浮き球のパスを敵DFパウ・トーレスがオウンゴール。前半だけで4ゴールを奪い、勝負を決める。

 後半、ビジャレアルはコクランとパコ・アルカセルを下げて、イボーラとマヌ・トリゲロスを投入。だが、なかなかチャンスを作り出すことができない。

 ようやく久保に出番がやって来たのは74分だった。チュクウェゼに代わって右サイドに入る。

 75分に、右サイドを深く抉って中央にパスを送り、いきなりチャンスを作り出した久保は、その1分後にエリア内中央でシュートチャンスを迎えるも空振り。その後も89分に得意の形からチーム初の枠内シュートを放つなど、攻撃を活性化するもあまりに時間が短かった。

 試合はこのまま4−0で終了し、新生バルサが好スタートを切っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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