ブラジルの至宝に対する厳罰は避けられそうにない。

 現地時間9月29日、スペイン・メディア『Cadena SER』は、今月13日に行なわれたリーグ・アン第3節のマルセイユ戦で、相手DFのアルバロ・ゴンサレスとヒートアップしたパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールの問題行動に関する新たな証拠映像を公開した。

 そもそも問題となっているのは、ネイマールとアルバロの衝突だ。前者は試合後に人種差別的発言をされたと主張したが、それを否定した後者は、ブラジル代表FWから同性愛を侮辱するような発言を受けたと公言したのだ。

 その後、苛立ったネイマールがマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対して、「クソ中国人!」と吐き捨てていたことも判明するのだが、この度、『Cadena SER』が「独自に入手した」と公開したのは、まさにその瞬間なのである。
 
「日本人が侮辱されるところを示すものだ」と紹介された動画では、ネイマールに笑顔で話しかける酒井に顔を近づけて罵っているだけでなく、「最低のリーグだ!」と叫んでいることも分かった。

 すでにリーグ・アンの懲戒委員会は一連の行動を調査中で、その結果を現地時間9月30日に発表する予定となっている。フランスの複数メディアは、相手選手への差別的な言葉を吐いただけでなく、リーグそのものも侮辱したネイマールには、最大20試合の出場停止処分が科されると伝えている。

 もはや渦中のセレソン戦士に対しての重い処分は、不可避となった情勢だ。仮に厳罰が科された場合、自身のツイッターで「あいつだけは許せない」とアルバロに憤慨していた本人は何を思うだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部