ジュビロ磐田は10月2日、スペイン人指揮官フェルナンド・フベロ氏の解任を発表。なお後任には、クラブの強化本部長を務めていた鈴木政一氏が就任することが決まった。

 フベロ氏は昨年8月に、当時J1で最下位に沈んでいた磐田の監督に就任。最終的に自動降格となったものの、シーズン初の連勝を飾って順位をひとつ上げるなど、短期間でチームを立て直した点が評価され、J2で迎える今シーズンも続投が決定した。

 しかし、1年での昇格を目指した今季は、現在7勝9分7敗の12位と低迷。なかなか勝点を積み上げられず、直近でも6試合勝利がない状況が続いていた。クラブはフベロ前監督の解任理由を以下のように説明している。

「2020シーズンは昨季に続き、フェルナンド・フベロ監督指揮のもと『1年でのJ1復帰』を至上命題として闘ってまいりました。昨季途中の就任以降、フベロ監督はチームに大きな変化をもたらしてくれたと思っております。クラブとしては、フベロ監督の理想とするサッカーを実現するべく出来る限りのサポートを行ってまいりましたが、現時点での7勝9分7敗 勝点30という結果を受け、この度フベロ監督との話し合いのもとで契約解除することを決定いたしました」
 
 後任として招聘された鈴木氏は、かつて磐田の前身であるヤマハ発動機サッカー部でプレー。引退後は、磐田のトップチームコーチを経て2000年に監督に就任。2002年には、史上初となる1st・2ndステージをともに制覇し、年間王者に導くなどの実績を残した。

 鈴木氏の2004年以来となる監督就任にあたりクラブは、「鈴木監督にはこれまでの知識・経験を活かし、フベロ前監督が積み上げてきた攻撃的なサッカーを継続しつつ、組織的な守備の構築などチームに足りない部分を補ってほしい」と期待を込めた。前回リーグ制覇に導いた監督を招聘し、磐田はここから巻き返せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部