現地時間9月30日、フランス・プロリーグ機構(LFP)の懲戒委員会が声明を発表し、リーグ・アン第3節のパリ・サンジェルマン対マルセイユ戦における“差別疑惑”を「証拠不十分」と断定。疑惑の張本人とされたネイマールとアルバロ・ゴンサレスに「いかなる制裁も下されない」という決定が下された。

 この決定が発表された直後に行なわれた試合前会見に出席したパリSGのトーマス・トゥヘル監督は、「安堵した」と語ったという。現地メディア『Le Figaro』などが報じている。

「マルセイユ戦の後、我々は多くのサスペンス(出場停止)を抱えている。ネイマール抜きで数週間プレーしなければならないのではないかと心配していた。今は幸せな気分だ」
 

 指揮官が語ったように、マルセイユ戦では、ネイマールが2試合(消化済)、レーバン・クルザワに6試合、レアンドロ・バレデスに2試合(消化済)、アルバロに唾を吐いた行為でアンヘル・ディ・マリアにも4試合(9月29日から適用)の出場停止処分が下った。戦力的に苦労しているのは明らかだ。

 ネイマールは前節のランス戦で復帰できたが、ふくらはぎを痛めていた。ただ、回復は順調で、現地時間10月2日に行なわれたアンジェ戦に先発出場。今季初得点を含む2ゴールを決めたほか、ゲイエのゴールもお膳立てし、6-1の大勝に貢献した。

 日本代表DF酒井宏樹への差別疑惑に関しては無罪放免となったものの、ネイマールに対する批判の声は少なくない。今後のピッチでの振る舞いは ますます注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部