J1リーグは10月3日、各地で第20節の6試合を開催した。昭和電工ドーム大分で行なわれた大分トリニータと清水エスパルスの一戦は、2−1でホームの前者が勝利を収めた。

 勝点25で12位の大分はホームに、同12で16位の清水を迎える。

 9月を4勝1分2敗と勝ち越して徐々に順位を上げてきている大分は、前節・鹿島戦で交代出場からゴールを挙げている髙澤優也を9試合ぶりとなるスタメンで起用。

 一方2連敗中の清水は、ジュニオール・ドゥトラとカルリーニョス・ジュニオのブラジル人コンビを先発させ、累積警告で出場停止となっていたDFヴァウドが復帰した。

 試合は、ホームの大分が狙い通りの形で先制する。

 自陣から岩田智輝が相手のハイライン裏に浮き球のロングボールを送る。抜け出した小出悠太がペナルティエリア内に侵入しグラウンダーのパスで守備陣とGKの間を通す。これに反応した髙澤が滑り込みながらもゴールに流し込み、16分に1−0とする。
 
 一方の清水もブラジル人トリオで反撃する。エウシーニョからのパスを受けたC・ジュニオがワンタッチでディフェンスライン裏に送ると、飛び出したJ・ドゥトラがループ気味に飛び出してきたGKの肩上を通しネットをゆらす。26分に1−1と清水が振り出しに戻す。

 さらに32分、33分とエウシーニョが続けてシュートを放つが得点ならず。

 振り出しに戻された大分だったが、徐々に主導権を握り返し、田中達也や髙澤が相手ゴールを脅かす。だが、清水のGK大久保択生がファインセーブに遭い、その牙城をなかなか崩せない。

 嫌な流れを断ち切ろうと大分ベンチも動く。片野坂知宏監督は、60分に野村直輝、72分に羽田健人、町田也真人を投入。

 すると76分、野村のシュートにGK大久保が立ちはだかるものの、こぼれ球に詰めた田中が左足で叩き込み2−1と大分が勝ち越す。その後清水の反撃を凌いだ大分が逃げ切りに成功した。

 この結果、連勝となった大分は12位と変わらないものの、勝点を28に伸ばした。3連敗となってしまった清水は、同12で順位を一つ落とし、17位となった。

 10月10日に行なわれる次節、大分は敵地で横浜F・マリノスと対戦。清水はホームでサンフレッチェ広島を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部