[ルヴァン杯準決勝]横浜0-1柏/10月7日/ニッパツ

 ルヴァンカップの決勝進出を懸けて行なわれた横浜対柏の準決勝は、1-0のスコアで柏が勝利を収めた。

 序盤から両チームともアグレッシブに相手ゴールを目指し、それぞれ早い時間帯に惜しいチャンスを演出。そうした展開のなか、先制に成功したのは柏。11分、CKのチャンスに山下が豪快なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ビハインドを背負った横浜はその後、猛攻を仕掛ける。両ワイドから、中央からと厚みのあるアタックを繰り出すも、なかなか相手ゴールをこじ開けられない。押し込まれた柏だが、守護神キム・スンギュを中心とした粘り強い守備を見せ、1点をリードした前半はゼロで抑え切ってみせる。

 迎えた後半も、横浜が攻めて、柏が守る構図。横浜は何度も相手ゴール前に侵入し、多くのチャンスを築くが、柏の堅牢な守備網を切り崩せない。

 苦しい時間が続く柏だが、チーム全体で集中を切らさず懸命なディフェンスを続ける。時折、鋭いカウンターを仕掛けて追加点を狙いに行くも、リスクマネジメントは怠らず、時計の針を着実に進めていく。キム・スンギュは相変わらず好守を連発。そのセービングはまさに神がかっていた。

 そして、タイムアップーー少ないチャンスを確実にモノにする決定力と、隙を見せないソリッドな守備で、柏が横浜を退けてファイナルに駒を進めた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)