[ルヴァン杯準決勝]横浜0-1柏/10月7日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
シュート数は柏の6本に対して20本。自慢の『アタッキング・フットボール』で攻めに攻めまくったが、ひとつのゴールも奪えず。ただ、決定力不足と言えばそれまでだが、チャンスの質は高かった。相手GKを褒めるしかない。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 6
失点の場面では、山下のシュートが味方に当たってコースが変わり、反応しきれず。それ以外は特に問題はなかった。

DF
25 小池龍太 6
決定的な仕事は果たせなかったものの、最後まで攻守の両局面でアグレッシブに振る舞い、右サイドを活性化させた。

13 チアゴ・マルチンス 6
オルンガと見応えのあるマッチアップ。シュートを打たれるシーンもあったが、ゴールは許さなかった。
44 畠中槙之輔 6
正確かつ気の利いた配給でビルドアップを下支え。守備面でも大きな失態はなかっただけに悔しい結果に。

5 ティーラトン 5.5
飛び込んできた山下にほぼ抵抗できずにゴールを許す。攻撃面では随所で工夫を凝らすも、イージーなミスも。

MF
6 扇原貴宏 6(63分OUT)
50分、左からのマイナス気味のクロスに右足で合わせたが相手GKに止められる。精緻なサイドチェンジはさすがだった。

8 喜田拓也 6
山下のシュートが身体に当たり自陣ゴールに。ただそれは必死の対応の結果で責められない。むしろ中盤での献身的な捌きを評価したい。
 
MF
26 渡辺皓太 6.5(63分OUT)
狭いスペースでも果敢に打開を試み、チャンスメイク。精力的に動き回り、攻撃に勢いをもたらす働きぶりだった。

FW
9 マルコス・ジュニオール 6(83分OUT)
3分に渡辺からのクロスにヘッドで合わせるも、バーに嫌われる。スペースを突くポジショニングも良かった。

17 エリキ 5.5
76分の決定的なヘディングシュートなど多くの見せ場を作ったが、この日は決定力を欠いてヒーローになれなかった。

38 前田大然 5.5(73分OUT)
前半にいくつかの決定的なシュートチャンスを得るも、モノにできず。持ち前のスピードは随所に発揮した。
 
途中出場
MF
39 天野 純 6(63分IN)
優れたテクニックと戦術眼、強気な姿勢で左サイドから再三にわたり好機を演出。改めて能力の高さを証明した。

FW
30 エジガル・ジュニオ 5.5(63分IN)
83分の素早い反転から右足で、終了間際にはヘッドで狙ったが、いずれもネットを揺らすことはできなかった。

FW
45 オナイウ阿道 6(73分IN)
88分の水沼からのクロスにバッグヘッドで合わせたシュートは見事だったが、ゴールという結果には結びつかず。

MF
18 水沼宏太 ―(83分IN)
持ち前の良質なクロスでチャンスをお膳立て。求められるタスクを全うしたが、時間が足りなかったか。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5.5
“自分たちのサッカー”を十二分に表現させて、ゲームを支配。とはいえ、勝利を手繰り寄せるもう一押しが足りなかった。
[ルヴァン杯準決勝]横浜0-1柏/10月7日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
柏 6
セットプレーのチャンスを活かし、先制に成功。その後は相手に押し込まれる時間が続いたが、辛抱強く守り切ってゴールを許さず。追加点は奪えなかったとはいえ、時折見せるカウンターは鋭かった。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 7.5 MAN OF THE MATCH
相手の決定機をことごとく阻止し、クリーンシートを達成。そのパフォーマンスは、まさに神がかっていた。とりわけ76分のエリキの強烈なヘッドを弾き返したビッグセーブは素晴らしかった。

DF
50 山下達也 7(79分OUT)
CKのチャンスに打点の高いヘッドでねじ込んで値千金の決勝点をゲット。集中した守備など攻守両面で頼りになるプレーを示した。

25 大南拓磨 6
不用意にスペースを空けず、自分の持ち場で自分の仕事を完遂。対人でも簡単に負けず、堅守構築に一役買った。

4 古賀太陽 6.5
的確なカバーリングでピンチを潰し、球際のバトルでも粘り強く対応。攻め込まれても慌てず、落ち着いて対処した。
MF
13 北爪健吾 6
懸命なクロス対応や堅実な守備が光る一方、チャンスと見るや馬力のあるドリブル突破で味方のシュートチャンスを作り出した。

7 大谷秀和 6(79分OUT)
横浜のテンポの速い攻撃にも惑わされず、中盤の深い位置でどっしりと構えて、チーム全体の守備力を高めた。

8 ヒシャルジソン 6.5
しっかりと相手を監視しながら強固なディフェンスを見せ、素早いプレスバックでピンチになりそうな場面で奮闘した。

20 三丸 拡 6(88分OUT)
常に激しく戦い続けて、特に攻め上がってくる小池には細心の注意を払い、隙を見せずに守り抜いた。
 
MF
10 江坂 任 6(88分OUT)
守備に回る時間が長く、攻撃面で持ち味を発揮する機会は限られたが、前を向いてマイボールにした時は相手に脅威を感じさせるプレーも。

FW
9 クリスティアーノ 5.5
センスあるワンタッチプレーで攻撃に絶妙なアクセントを加える。しかし、シュート0本とやや不完全燃焼の内容。

14 オルンガ 6
前半と後半、それぞれシュート2本と得点チャンスはあったが決められず。もっとも、最後まで相手に威圧感を与える存在だった。
途中出場
DF
24 川口尚紀 ―(79分IN)
劣勢の時間帯での投入だったが、すぐに試合の流れに乗り、ソツのないディフェンスで堅守に貢献した。

MF
27 三原雅俊 ―(79分IN)
特筆すべきプレーは少なかったかもしれないが、周囲の味方と上手く連係しながら、守備の強度をキープした。

DF
6 高橋峻希 ―(88分IN)
エリキへの激しいタックルでイエローカードをもらったが、勝負にかける執念を見せ、チームを鼓舞した。

MF
33 仲間隼斗 ―(88分IN)
限られたプレータイムのなかでも、自分にできることに全力を尽くし、クローザー役をしっかりと務めた。

監督
ネルシーニョ 6
我慢を強いられる内容だったが、割り切った戦いで相手の猛攻を凌ぎ切り、チームをファイナルの舞台へと導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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