今夏に、リオネル・メッシがバルセロナ退団を目指していたのは周知の事実だ。

 8月25日に、クラブに対して一方的にトランスファーリクエストを送りつけて以降、11日間に渡ってサッカー界はこの話題で持ち切りとなったが、7億ユーロ(約875億円)の契約解除金の無効や減額が認められず、残留を宣言。少なくとも契約切れとなる来夏までは、バルサの10番を背負うことを誓った。

 ただ、この33歳のクラッキが移籍を考えたのは、今回が初めてではなかったようだ。

 現地時間10月7日に、移籍専門記者として有名なジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が「あまり知られていない話」として明かした内容を、スペイン紙『Marca』などが報じたところによれば、メッシは2004年にチェルシーへの入団に近づいていたという。
 
 2004年といえば、このスーパースターが16〜17歳の時だ。以前からこの有望株に目をつけていた当時のチェルシー監督ジョゼ・モウリーニョがアプローチをし、2人は長い電話やビデオ通話で連絡をとり、メッシもこのポルトガル人指揮官の下でプレーしたがっていたという。

 契約間近だったが、アルゼンチン代表FWは土壇場で今回と同じように残留を決断。その年の10月にトップデビューを果たすことになるのだ。

 もし、この時にチェルシー移籍を選択していたら……。メッシのキャリアとともに、サッカー界の歴史も大きく変わっていたことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ビッグディールが続々成立!2020年夏に新天地を求めた名手たちを一挙紹介