[J1リーグ21節]清水2-3広島/10月10日(土)/アイスタ

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
押し込む時間を長く作って2点をもぎ取った。ただ、簡単に失点するのは今季の特徴で、まだまだ守備面の課題は多い。

【清水|採点・寸評】
GK
1 西部洋平 5.5
今季リーグ初出場ながらDFとまずまずの連係。1失点目はスーパーなFKで攻められないが、3失点目はニアを抜かれてしまった。

DF
5 ヴァウド 6
キャプテンマークを巻き、気持ちのこもった激しいディフェンスで敵を封殺。攻め上がる姿勢も良かったが、チャンスにはつながらず。

7 六平光成 5.5
3バックの中央で左右にパスを散らし、J・ドゥトラの得点をアシストするクロスも。ただ、ロングボールを不用意にバウンドさせ、あわや失点のシーンがあった。

22 ヘナト・アウグスト 5.5
空中戦の強さは相変わらずで、リーチの長い手足を駆使したディフェンスも安定感があった。それだけに3失点目に絡んでしまったのは痛かった。
 
MF
16 西澤健太 5(90+4分OUT)
受ける位置が低く、攻撃に顔を出せた回数は少なかった。75分にはヘディングがR・アウグストと被ってしまい、そこから広島の3点目の起点を作られたのは痛恨。

17 河井陽介 6(60分OUT)
精力的なフリーラン、相手の虚を突いたスルーなど攻撃に変化をもたらす。交代が残念なくらい好プレーで、もっと長い時間を見たかった。

18 エウシーニョ 5.5(HT OUT)
鈴木と好連係を築き、右サイドからチャンスを演出。足に張りがあるとのことで、ハーフタイムで交代となったのが残念だ。

28 西村恭史 6 (83分OUT)
開幕戦以来の先発出場を果たした大型ボランチは、バランスを見つつ前線に的確なパス。カウンターを防ぐ見事なスライディングタックルも。

37 鈴木唯人 5.5
エウシーニョと息のあったパス交換からチームのリズムを作り、自身も緩急のあるドリブルで密集地帯を突破。もっとも後半の存在感はほとんどなかった。
 
FW
10 カルリーニョス・ジュニオ 5.5
フラストレーションを溜める場面が散見されたとはいえ、スピード、高い技術、強いフィジカルなど持ち味は存分に発揮。得点が欲しかった。

11 ジュニオール・ドゥトラ 6
六平からのクロスを右足で強引にねじ込んで3点目をゲット。さらなる高評価には一つひとつのプレーを丁寧にすることだ。
 
交代出場
DF
21 奥井 諒 6(HT IN)
エウシーニョと代わって右ウイングバックで出場。守備対応は良くオーバーラップも積極的。後藤の得点をクロスでアシストした。

FW
14 後藤優介 6(60分IN)
前を向くシーンは限られたものの、86分に移籍後初ゴールをダイビングヘッドでゲット。FWとして待ち望んでいた1点だった。

MF
40 成岡輝瑠 −(83分IN)
2種登録ながらリーグ5試合目の出場。短いプレータイムで得点を目指し、攻守に奮闘した。

FW
30 金子翔太 −(90+4分IN)
疲れの見えた西澤に代わって左ウイングバックに入る。残された時間は少なく、プレーに関わる回数はわずか。

監督
ピーター・クラモフスキー 5.5
途中投入の後藤、奥井が得点に絡み、1点差まで追いつくことには成功。もっとも勝利にはつながっていないわけで、及第点は与えられない。
 
【チーム採点・寸評】
広島 6.5
セットプレー2発とカウンターで効率よく得点を加算。大雨でも中盤のクオリティは落ちず、押し込まれる時間も集中を切らさずにアウェーで勝点3をもぎ取った。

【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5
雨でピッチがスリッピーだったとはいえ、何度かミスでピンチを招く。特に1失点目はボールを取り損ねた感もあった。

DF
2 野上結貴 6
本職の守備はもちろん、果敢な攻め上がりからシュートを放って相手の脅威に。球際も強く、頼もしかった。

MAN OF THE MATCH
19 佐々木翔 6.5
正確なビルドアップ、落ち着いた対人守備。キャプテンマークを巻いたDFの安定感はピッチ上で一番。90分間、集中を切らさなかった点も考慮してMOMに選出した。

23 荒木隼人 6.5
圧倒的な空中戦の強さを誇り、J・ドゥトラに仕事をさせず。スリップしてC・ジュニオに抜け出されたシーンがなければ、MOMでもおかしくなかった。
 
MF
8 川辺 駿 6.5
攻守のバランスを見ながら中盤の底で構える姿には貫禄あり。さらに75分には裏へ抜け出しでパスを受けると、落ち着いてボールをゴールへ流し込んだ。

10 森島 司 6.5
13分の直接FK弾はスーパーで、51分にもFKのキッカーとして2点目を演出。ただ、疲れのせいか、終盤にほとんどプレーに関与できなかった。90分間のパフォーマンスで考えると、MOMに及ばず。

24 東 俊希 6
スタートは左ウイングバックで出場し、終盤は右サイドに移る。森島とポジションチェンジしながら攻撃に変化を加えた。

25 茶島雄介 6(52分OUT)
目立つシーンは多くなかったが、股抜きで相手を交わすなどアイデアのあるプレーを披露。守備も堅実にこなした印象だ。

26 土肥航大 5.5(63分OUT)
右シャドーがスタート位置ながら左サイドにまで顔を出し、相手を崩そうとする意思は感じ取れた。ただ、まだパスが合わないことも。

30 柴﨑晃誠 6(52分OUT)
急ぐ場面とタメを作るシーンの状況判断は秀逸で、それを実行できる技術の高さもあった。後半はやや運動量が落ちたか。
 
FW
20 永井 龍 5.5 (28分OUT)
積極的に裏を狙えば、守備でも前線から果敢にチェイシングを行なった。負傷で早い時間に退いたのは残念だ。

交代出場
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5(28分IN、HT OUT)
押し込まれていた状況でボールに触れる回数はわずか。アクシデントがあったのか、約20分の出場で交代となった。

FW
39 レアンドロ・ペレイラ 6.5 (HT IN)
FKのこぼれ球を豪快に蹴り込んで今季9ゴール目をゲット。数少ないチャンスをモノにする能力の高さは素晴らしい。
 
MF
18 柏 好文 5 (52分IN)
守備では危険なアフターチャージでファウルしてしまい、攻撃でもいつもの鋭いドリブル突破はなし。持ち味を発揮できたとは言えないだろう。

MF
29 浅野雄也 6(52分IN)
簡単にインターセプトを許してピンチを招いた。だが、75分にはドリブルで持ち運び、丁寧なスルーパス。川辺のゴールをアシストした。

MF
6 青山敏弘 6(63分IN)
味方の怪我でややスクランブル的な出場も、要所を締めた堅実な出来。観ていて不安はなかった。

監督
城福 浩 6.5
細かなポジショニングの指示をスタジアムの誰よりも大きな声で指示。終盤、疲れの見えた森島をCFに置き、守備の負担を軽減させた采配も勝利の一因だろう。

取材・文:古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。