J1リーグは10月10日、第21節の9試合を各地で開催した。駅前不動産スタジアムで行なわれたサガン鳥栖と浦和レッズの一戦は1−0でアウェーの後者が勝利を収めた。

 前節ホームでガンバ大阪に1−2で敗戦し2連敗中の鳥栖は、その試合でJ1初ゴールを挙げたレンゾ・ロペスを先発で起用し、石井快征と2トップを組む。4−4−2のフォーメーションを採用し、GKは高丘陽平、DFは右から森下龍矢、原輝綺、松岡大起、大畑歩夢、MFは右から樋口雄太、梁勇基、内田裕斗、小屋松知哉という並びになった。

 一方の浦和は、前節名古屋グランパスに敗れ無得点で3連敗中。ホームでは4連敗となっている。この日のアウェー戦でまずは得点を奪いたい。こちらも4−4−2のシステムで、GK西川周作、DFは右から橋岡大樹、岩波拓也、槙野智章、宇賀神友弥、MFはマルティノス、エヴェルトン、柏木陽介、関根貴大、FWは興梠慎三と武藤雄樹でスタートした。

 試合は前半、良くも悪くも浦和の左サイド関根が目立つ展開に。42分にはペナルティエリア内左の角度のないところから左足でクロスバー直撃の強烈なシュートを放った一方、守備の局面では激しく行くあまり、42分にはイエローカード。さらにその後も審判から注意を受け、ハーフタイムに杉本健勇と交代となった。
 
 ホームの鳥栖も反撃に出る。ハーフタイムに大卒ルーキーの林大地を投入すると、度々チャンスを迎える。そして、64分、ドリブルで仕掛けペナルティエリア内に侵入すると、相手DFに倒されPKを獲得。今季5得点を記録しているチーム内得点王の林が自身でキッカーを務めるが、GK西川に反応され、ゴール左のポストに当たりノーゴールとなってしまう。

 その後もオープンな展開になると、アウェーの浦和が待望の得点を挙げる。

 アディショナルタイムに突入した90+3分、マルティノスがペナルティ内からアウトサイドでGKとDFの間にグラウンダーのボールを送ると、交代出場で投入された汰木康也が身体ごとゴールに押し込み待望の得点を手に入れる。浦和はこれで4試合ぶりの得点となった。

 この結果、鳥栖4戦未勝利で、勝点18で15位に、浦和は4試合ぶりの得点&勝利で同33で9位に順位を上げた。

 10月14日に行なわれる次節、鳥栖はホームに鹿島アントラーズと対戦、浦和は敵地で柏レイソルと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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