バルセロナはこの夏、リオネル・メッシの去就騒動に揺れ、その盟友ルイス・スアレスに戦力外通告し、アトレティコ・マドリーに売却した。

 スアレスがジョゼップ・マリア・バルトメウ会長らクラブ首脳陣を批判し続けているのは周知のとおりだ。一方で、今シーズンから指揮を執るロナルド・クーマン監督は、母国オランダのテレビ局『NOS』で、スアレスが残留することもあり得たと話している。

 英紙『Mirror』によると、クーマン監督は『NOS』で「出場機会を得るのが非常に難しくなっていたので、本人に伝えた。彼はよく思わなかったが、私と彼の間には何も問題なかった」と述べている。

「普通どおりに、彼は良い練習をした。そして最後に移籍することを選んだ。私は彼に『何らかの理由で移籍しないなら、君はグループのただのひとりだ。それから私が間違えていたと証明することができる』と言ったよ。彼は残ることもできた。イエスだ」

 そしてクーマン監督は、「私はルイスと良い関係だった。だが、クラブは世代交代をしなければいけないと感じたんだ。それは今のチームに見ることができる」と続けた。

「アンス・ファティは17歳だ。ペドリも17歳。ロナルド・アラウージョは21歳で、トリンコンは20歳で、獲得したセルジーノ・デストは18歳だ。彼らはみんな将来のための選手たちだよ」

 一方、移籍を志願しながら最終的に残留したメッシについて、クーマンは「監督になってすぐに彼と話した」と振り返っている。(スペイン紙『MARCA』より)

「彼の不満はすでに知っていた。だが、最終的にはすべてがうまくいったよ。続けると言って以降、彼はわたしが彼に期待していたすべてをやってきてくれた」

 スアレス退団に不満を表していたメッシだが、クーマンの下で愛するバルサを輝かせることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部