現在世界から熱い視線を浴びている17歳といえば、アンス・ファティだ。バルセロナやスペイン代表で次々に最年少記録を塗り替えるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 英紙『The Sun』は、クラブの偉大な先達であるリオネル・メッシが17歳の時の成績を引き合いに出し、2人を比較している。

 まず、スペイン代表の新星の活躍を次のように紹介した。

「ファティは昨年、16歳298日でトップチームデビュー。2002年生まれで初めてラ・リーガでプレーした選手となり、その後のオサスナ戦でクラブ史上最年少ゴールを奪った。また、チャンピオンズ・リーグにもクラブ最年少で出場し、大会史上最年少ゴールも記録。今シーズンに入っても3試合で3ゴールを挙げ、ラ・リーガの9月の月間最優秀選手にも選出された。スペイン代表としても、ドイツ戦で史上2番目の若さでデビューを果たしている。

 さらに先月には、3億6700万ポンド(約513億8000万円)という信じられないほどの買い取り条項が付いた新しい長期契約にサイン。この目を見張るような数字は、利害関係者を寄せ付けないようにしている」

 神童と呼ばれるに相応しい圧巻の経歴を詳細に振り返った同紙は、さらにチームメイトでもあるメッシと、こう比べている。
 
「17歳の“ワンダーキッド”は、アルゼンチンのスーパースターが同じ年齢だった時に比べて、はるかに優れたペースでゴールを挙げている。2004年のメッシが 233分で1ゴールを奪っていたのに対して、ファティは143.6 分に1ゴールを挙げているのだ。

 さらにメッシは、17歳の時にバルサのトップチームで9試合出場していたが、90分間フルにプレーしたのは1度だけで、ゴールは1点だけだった。しかし、ファティはすでに36試合に出場して11ゴール・1アシストを記録するなど、凄まじい成長を遂げている」

 数字が全てというわけではないが、17歳時点での成績ではファティに分があるようだ。

 だが、言うまでもなく、メッシはそれ以降、ずば抜けたスタッツを残し続けている。はたして“後輩” のファティは、その偉大な記録にどこまで迫れるのか。そんな期待を十分に抱かせる超逸材であるのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部