現地時間10月18日に開催されたラ・リーガ第6節で、久保建英の所属するビジャレアルが、同じ州のライバルであるバレンシアとのダービーに臨んだ。

 ホームのビジャレアルは、エースのジェラール・モレーノが故障で離脱。久保のスタメンも期待されたが、4-1-4-1の右サイドハーフを担ったのは、ライバルのチュクウェゼだった。昨シーズンまでバレンシアのキャプテンを務めていたパレホも先発に名を連ねた。

 試合は序盤にいきなり動く。ビジャレアルは、オーバーラップした左SBペドラサが敵DFガブリエウに倒されてPKを獲得。これをバレンシアのカンテラ出身のパコ・アルカセルが決めて6分にビジャレアルが先制する

 その後もペースを握ったホームチームは、27分にもパス交換からペドラサが抜け出て、左足でシュート。しかし、これはGKドメネクの正面を突く。

 そして37分、バレンシアのショートコーナーから、ゲデスに強烈なミドルを叩き込まれ、同点に追い付かれる。

 後半は一進一退の展開となるなか、64分にエメリ監督が動く。チュクウェゼとマヌ・トリゲロスに代えて、久保とコクランを投入する。日本代表MFには、これまで最長のプレー時間(26分)が与えられた。

 迎えた69分、左サイドからパスを受けた久保がヒールパス。これを受けたパレホが強烈なシュートを突き刺し、勝ち越しゴールを奪う。

 守備にも奮闘していた久保は直後の72分、高く上げた足がガヤの頭に当たり、今シーズン初のイエローカードを受ける。さらに、後半アディショナルタイムにも、五分五分のボールを奪おうとスライディングをした足がカルロス・ソレールに当たり、2枚目の警告を受けて、まさかのレッドカード。プロキャリア初の退場となってしまう。

 数的不利に陥ったものの、このままビジャレアルが逃げ切り2−1で勝利。元バレンシアの2選手の“恩返し弾”で、2試合ぶりの今シーズン3勝目を挙げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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