[J1リーグ23節]浦和6-0仙台/10月18日(日)/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 7
チームとしてやりたいことと、個々の選手たちが自分の良さを発揮することの噛み合いが良くなってきたことが試合に現れた。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
後半に際どいヘディングシュートをセーブ。汰木に通したロングフィードでの決定機演出はスペシャルだった。

DF
27 橋岡大樹 6.5
ゴールラッシュを締めくくるレオナルドのゴールをアシスト。ヘディングの競り合いでも強さも見せた。

31 岩波拓也 6
マークの受け渡しに危うさは多少あった。それでも、逆サイドまで飛ばす正確なサイドチェンジは見事だった。

5 槙野智章 6
個人の評価というよりも、最終ライン全体として及第点であり、それをまとめていた。この環境下で発するコーチングの声が効果的だった。

3 宇賀神友弥 6(53分OUT)
自身のミスから警告を受けて次節は出場停止。サイドでの対人で強さを発揮することで、チームの不安点を1つ解消した。
 
MF
11 マルティノス 7(77分OUT)
2点目のフリーキックは芸術的。仕掛けの積極性はこの試合でも健在で、後半にはレオナルドのゴールをアシストした。

MAN OF THE MATCH
7 長澤和輝 7
積極的な飛び出しで、ゴール前まで入り込み先制点をマーク。90分間衰えない運動量と強度は浦和のダイナモ。中3日を加味しても出色のプレーだった。

8 エヴェルトン 6(69分OUT)
後半に惜しいシュートを放ったが、全体的にはバランスを取って前への進出は控えめに。ボールを奪い取る力は高い。
 
MF
24 汰木康也 7
コンビネーションからの先制点と、相手の隙を見逃さないピンポイントのクロスで2アシストをマーク。1対1はGKをかわし切りたかった。

FW
30 興梠慎三 7(53分OUT)
自身で奪ったPKを決め、さらにクロスを頭で決めての2ゴール。結果を出し、早い時間にお役御免に。浦和加入後の仙台戦は16試合で18ゴールを記録している。

9 武藤雄樹 6.5(69分OUT)
前線でボールを引き出しつつ攻撃を展開する能力は秀逸。汰木、興梠を交えたトリオのコンビネーションが確立されつつある。
 
交代出場
DF
6 山中亮輔 6(53分IN)
印象に強く残るプレーがあったとは言い難いが、宇賀神の後を受けてバランスを取ったプレーを見せた。

FW
45 レオナルド 6.5(53分IN)
コンビネーションという点では前半の2トップには及ばないが、高い決定力であっさり2ゴールを奪ったのも事実。彼の良さを生かす方法も確立したい。

MF
29 柴戸 海 6(69分IN)
中盤の強度を維持する交代で期待には十分に応えた。どちらかと言えば後方で長澤を支えるプレーだった。

FW
14 杉本健勇 6(69分IN)
味方を生かす、素直にパスを出すのは彼の良さ。この試合に関しては点差のついた途中出場で、もっとゴールに貪欲な姿勢を見たかった。

MF
41 関根貴大 ―(77分IN)
最近の起用が多かった左サイドではなく右サイドに入った。試合の行方がほぼ決まっていたなかで、プレーは無難だった。

監督
大槻 毅 6.5
ホームで6試合ぶりの勝利だが、試合後には積み上げを強調した。この試合では点差を生かし、最近少し出場機会の減った選手をピッチに送り込んだ采配は、納得のいくものだった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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【チーム採点・寸評】
仙台 4
やりたいことが何かや、戦術、内容を見る以前に、同じカテゴリーの相手に退場者がいたわけでもなく、6失点しての大敗は落第点だ。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5
好セーブもあり、失点の多くはノーチャンス。高い採点にはならないが、スコアを見て彼を酷評するのは違うように見えた。

DF
3 飯尾竜太朗 4.5
対面した汰木の躍動を見れば評価は下がらざるを得ない。攻撃でプレッシャーをかけて下がらせることもあまりできなかった。

43 アピアタウィア久 4
中盤を簡単に突破される場面があったとはいえ、背後を簡単に破られてGKと1対1を2回作られたのは事実だ。

23 シマオ・マテ 4
相手のFW陣を封じることができず、マイボール時にも効果的なボールを前線に渡せなかった。厳しい出来だった。

36 柳 貴博 5(40分OUT)
足の状態を気にする仕草もあり、早い時間帯での交代に。とはいえ、出場時間中はマルティノスに苦しめられた。
 
MF
5 椎橋慧也 5.5(HT OUT)
前半、ビルドアップのところで効果的なポジショニングやパス出しもあった。ハーフタイムで交代になる出来ではなかったように見えた。

30 田中 渉 5
リーグ戦で初スタメン。セットプレーで可能性を感じさせる良いキックを見せていた。しかし、流れのなかでは厳しい面が多かった。

18 道渕諒平 4(73分OUT)
攻撃で効果的なプレーはできず、むしろ不用意なボールロストばかりが目立ってしまった。
 
MF
14 石原崇兆 5
プレーに意欲は感じられ、ヘディングシュートが際どいコースに飛んだ場面もあった。しかし、全体的には相手に上回られた。

9 イサック・クエンカ 4.5(59分OUT)
指揮官は「フリーマンのように」と自由を与えたが、相手のマークを外すことはできず、効果的な絡み方もあまりできなかった。

FW
29 アレクサンドレ・ゲデス 4.5(73分OUT)
そもそも、ボールを受ける的になって良さを出すタイプには見えないが、浦和のセンターバックに潰される場面が多かった。起用法の問題もあるか。
 
交代出場
DF
4 蜂須賀孝治 5(40分IN)
何とか立て直そうという意欲は、接触で倒れた味方を鼓舞する姿にも表れた。ただし、悪い流れに飲み込まれてしまった。

MF
8 松下佳貴 5(HT IN)
椎橋に代わって後半から出場したが、明確に何か彼との違いを示せたとは言い難い。

FW
20 長沢 駿 5(59分IN)
周囲がもっと割り切って彼の高さを使えば違った状況があったかもしれない。しかし、そういった場面はあまり訪れずに終わった。

MF
7 関口訓充 5(73分IN)
古巣対決となったが、出場時間のなかで印象的なプレーを見せることはできなかった。

FW
42 山田寛人 5(73分IN)
試合が壊れてしまった後の投入は気の毒なもの。個人の意欲やプレーを良い形で発揮できる状況にはなかった。

監督
木山隆之 4
やろうとしていること、狙いとしていることをどう実現するかという点で整理されていないように見える。大ピンチの数が2桁を数えるような試合は、降格がないからといって、して良いものではない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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