久保建英を先発で起用しないことで、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督が一部のメディアやファンから非難されているのは、周知の事実だ。

 10月18日に行なわれた宿敵バレンシアとのダービー(2−1で勝利)でも、エースのジェラール・モレーノが故障で離脱したにもかかわらず、代役候補だった久保は6戦連続のベンチスタートとなった。

 だが、ここまで6試合で最も早い63分からピッチに立つと、その6分後に絶妙のヒールパスでダニエル・パレホの決勝点をお膳立て。結果を残したことで、保有元のレアル・マドリー寄りのメディア『Defensa Central』が、「23分でエメリの間違いを証明した」と糾弾するなど、批判の声は高まっている。

 貸し出しているマドリーもこの状況が続くようであれば冬の移籍市場での「レンタル先変更」も視野にいれていると取りざたされている。

 そんななか、主に移籍情報を発信しているスペイン・メディア『Todofichajes』が、スペイン1部のバジャドリーが「久保のレンタルをオファーする」と伝えた。
 
 バジャドリーのオーナーを務めるのは、元ブラジル代表の“怪物”ロナウドで、昨夏から古巣のマドリーに対して久保の貸出しを熱心に打診していたとされている。

 記事は「ロナウドとマドリーには素晴らしい友情がある」として、こう続けている。

「クボは非常に重要なタレントであり、1月に日本人が到着すれば、セルヒオ・ゴンサレス監督のチームを大幅に強化する戦力となるだろう」

 そして、「今のところ、マドリーは何も決めていないが、プレーヤーの状況を監視している。つまり、この1か月半で状況が変わらなければ、バリャドリーというオプションが存在することをビジャレアルに警告している」と締めくくっている。

 マドリーには、これまでも前半戦に出番が少なく成長が見込まないと判断した選手のレンタルを打ち切ってきた過去があるだけに、バジャドリー入りの可能性はなくはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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