マンチェスター・ユナイテッドは現地時間28日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第2節でRBライプツィヒとホームで対戦し、5-0で勝利。試合を決定づけたのは、途中出場のマーカス・ラッシュフォードだった。

 1-0でリードして迎えた63分に投入されると、74分に、裏へのパスに抜け出して1点を奪う。その4分後にも、巧みに相手を翻弄して2点目をゲット。そして完全に勢いに乗り、後半アディショナルタイムにペナルティエリア内で受けたパスを落ち着いて決め、3点目を決めてみせた。

 データ会社『Opta』によると、途中出場からのハットトリックは、ユナイテッドでは現在指揮を執るオレ・グンナー・スールシャール監督が1999年に記録して以来の快挙。また、CL全体では5人目で、プレー時間27分での達成は史上最速となった。

 試合後、勝利の立役者は自身のインスタグラムを更新し、「笑顔が止まらないよ。この時を待っていたんだ。ファンのみんなが、この瞬間を私と一緒に共有してくれたことを願うよ」と歓喜のコメント。これには数多くの祝福の声が寄せられている。
 
 そしてこの試合では、22歳のエースが取ったもう1つの行動も話題となっている。2ゴールを奪って迎えた87分、チームがPKを獲得するも、自らは蹴らずアントニー・マルシアルにボールを託した。普通ならハットトリックを狙い、是が非でもキッカーを務めたいところだろう。

 この“男気”ある振る舞いには、英紙『The Sun』も「マルシアルにペナルティを与えたユナイテッドのヒーローは、キャプテンの器だ」と大絶賛。その後きっちり自分で3点目を決めるあたりは、エースの風格と言うべきか。

 先日は、貧困家庭への食糧支援の一環で、政府を動かし約130万人の子供たちに無料で給食を届けた活動が評価され、5段階ある大英帝国勲章のうち5番目のMBEが授与されたラッシュフォード。今後もピッチ内外での活躍に期待したい。

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