イタリアでの1年目に右SBで活躍したボローニャの冨安健洋は、今シーズンから本職のCBに戻った。だが、昨シーズンのパフォーマンスが目覚ましかっただけに、CBとしてよりも右SBとしての冨安を、より高く評価する声は絶えない。

 かつてユベントスやボローニャでプレーしたOBのマルコ・デ・マルキも、そのひとりのようだ。イタリア・メディア『TUTTO mercatoweb』で、デ・マルキは「昨シーズンはだいたい右SBでプレーしていて、感銘を受けた」と話している。

「ずっとCBだったと聞くが、私はSBとして悪くないと思う。だが、中央だと、ハイレベルなCBと考えるにはまだかなり改善が必要だ」

 それでも、シニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼は確かだ。今季の冨安は公式戦6試合すべてCBとして先発フル出場している。ただ、チームはセリエAの5試合で10失点を記録。1勝4敗の3ポイントで17位と苦戦しているのも事実だ。
 
 10月27日のコッパ・イタリア3回戦では、レッジーナに2-0で勝利した。流れを変えるきっかけになることをファンは期待しているが、好ましくないニュースもある。フェデリコ・サンタンデールが負傷してしまったのだ。クラブは29日、サンタンデールが右ひざの手術を受け、復帰までに約4か月を要すると発表した。

 ロドリゴ・パラシオやムサ・バロウを擁する攻撃陣だが、バックアッパーだったサンタンデールの長期離脱により、ボローニャは補強に動くかもしれない。イタリア衛星放送『Sky Sport』は、元ユベントスで現在フリーのマリオ・マンジュキッチを獲得する可能性を報じている。

 いずれにしても、ボローニャはリーグ戦で成績を上げていかなければならない。次節は31日、ホームでのカリアリ戦。冨安ら守備陣は、今季初のセリエAでのクリーンシートを達成できるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部