現地時間10月30日に行なわれたベルギー・リーグ第11節のオイペン戦で、新型コロナの陽性反応が出て戦列を離れていたヘンクの伊東純也が、いきなりの復帰を果たした。

 伊東は10月に行なわれた森保ジャパンのオランダ遠征に参加し、帰国後のシャルルロワ戦でもプレー。その際に1試合で2枚のイエローカードを提示され、プロになって初めての退場処分を受けていた。

 さらに、26日に行なわれるアウェーのヘント戦のためにチーム単位で行なわれたPCR検査の結果で、クラブで7人目となる陽性が判明。サスペンションのためヘント戦への出場は元々できなかったが、コロナ陽性も判明したため、自宅で隔離されていた。

 オイペン戦の前日まではベルギー・メディアも伊東がトレーニングに参加していないと伝えており、ベンチ外と予想されていた。だが、驚きのベンチ入りを果たし、75分からリーグ戦2試合ぶりの出場。チームは4-0で勝利している。
 
 突然の復帰の舞台裏を、ヘンクのイェス・トーロップ監督が試合後の会見で明かした。

「今日の試合は選手全員が勝利のメンタリティーを体現してくれた。満足しているよ。イトウについては、17時(試合は20時開始)にクラブのドクターから電話がきて、新型コロナウイルスの検査が陰性だったと報告があった。それならばとすぐに電話してみたら、幸いにも間に合ったのでメンバーに入れたんだ」

 伊東にとってはドタバタの実戦復帰だったようだ。

 だが、快速ウインガーは短い時間ながらも、スピードを活かした攻撃参加などでブランクを感じさせない動きを見せた。11月7日に行なわれる、鈴木優磨、シュミット・ダニエルらを擁するシント=トロイデンとのアウェーゲーム戦では、スタメンに復帰する可能性が少なくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部