J1リーグは11月3日、各地で8試合を開催。エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島と浦和レッズの一戦が行なわれた。

 開始3分、試合はいきなり動く。マルティノスからのパスにペナルティエリア内で反応した興梠慎三がワントラップから右足を振り抜くと、強烈なシュートはGK林卓人の股間を抜けゴールに吸い込まれる。興梠は今季9点目で、前人未到の9年連続J1二桁ゴールに王手をかけた。

 1点ビハインドなった広島は猛反撃を開始。ボールを支配し、幾度なく相手ゴールを襲うが、GK西川周作の好守にも阻まれ、同点ゴールは奪えない。

 30分には浦和が追加点の絶好機。ゴール前でボールを奪ったマルティノスから武藤雄樹と渡り、最後は長澤和輝が左足でシュートを放つも、ここはGK正面。

 対して38分には広島もチャンス。野上結貴が浮き球のパスを供給、ゴール前で反応したレアンドロ・ペレイラが右足でボレーシュートを放つが、枠を外れてしまう。

 前半は1-0、アウェーチームがリードして折り返す。
 
 後半開始直後の49分、浦和が再びビッグチャンスを迎える。マルティノスがディフェンスラインの裏へ一気に抜け出し、GKと1対1になり、左足でシュートを放つが、わずかに枠の左に外れものにできない。

 中盤以降は徐々に劣勢のホームチームが押し返していく。60分には広島がドウグラス・ヴィエイラ、浦和が62分に関根貴大と杉本健勇を投入し、互いに切り札の起用で勝負に出る。

 そして76分、広島がついに同点に追いつく。ペナルティエリア内でD・ヴィエイラからパスを受けたL・ペレイラが右足一閃。低く鋭いシュートはサイドネットに突き刺さった。

 その後、息を吹き返した広島が2点目を狙って鋭い攻撃を見せるが、勝ち越し点までは生まれない。

 結局試合はこのまま終了、1-1で勝点1を分け合った。これで広島は3試合、浦和は6試合負けなしとなった。

 次戦は広島がホームで名古屋グランパスと、浦和がアウェーで横浜F・マリノスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部