[J1リーグ第26節]C大阪 1−1 G大阪/11月3日/ヤンマー

 今季2度目で、リーグ戦では40回目となる大阪ダービーが11月3日、ヤンマースタジアム長居で開催された。2位ガンバ大阪と4位セレッソ大阪の上位対決。両チームが主導権を譲らない白熱の一戦は1−1のドローで決着した。

 7月4日の前回対戦では2−1で勝利し”シーズンダブル”を目指したC大阪は、24節の浦和戦から9日間空いた状態で今節を迎えた。一方で、直近10試合で9勝1分と好調のG大阪は前節の札幌戦から中2日で臨むことになった。

 コンディションの差が表われたのか、序盤にペースを握ったのはC大阪だった。11分に坂元達裕の突破からレアンドロ・デサバトのシュートチャンスを得ると、17分にはCKから再びG大阪ゴールを脅かしていく。

 ところが、ブラジル人FWパトリックの屈強なポストワークを起点としたG大阪に次第に盛り返されていく。すると32分、小野瀬康介のクロスを受けたパトリックにブロックを崩され、最後は駆け上がってきた井手口陽介に痛烈なシュートを受け、先制ゴールを許してしまう。
 
 それでも、C大阪はすかさず反撃に出る。34分、丸橋祐介のFKを木本恭生が右足で合わせると、木本のシュートはバーに弾かれたものの、そのこぼれ球を豊川雄太が頭で押し込んでみせた。先制を許してからわずか2分後の電光石火の同点劇だった。

 その後も一進一退の攻防が続く。39分には清武弘嗣のボール奪回から、40分には右サイドの打開からC大阪が決定機を演出すれば、41分にG大阪は宇佐美貴史の抜け出しからGKとの1対1の局面を作り出していった。

 1−1のまま後半に入ると、C大阪がボールを動かしながら相手の陣形を崩しにかかり、一方でG大阪はパトリックと宇佐美貴史の2トップを活かした一気のカウンターで対抗する展開が色濃くなっていった。

 激しい主導権争いが続くなか、C大阪は64分に、8番を背負うテクニシャン柿谷曜一朗を投入。するとその柿谷がいきなり挨拶代わりのバイシクルショットでゴールを狙っていくなど、攻撃の手を強めていく。

 一方のG大阪も80分に小野瀬に代えてパサーの矢島慎也、福田湧也に代えてスピードスターの藤春廣輝をピッチに送り出し、リズムを変えようと試みる。

 両チームとも、まさに総力戦で死力を尽くし、後半アディショナルタイムには清武のオーバーヘッドが飛び出すなど、最後まで白熱したゲームは、互いに譲らず1−1のままタイムアップ。これでリーグ戦における大阪ダービーの通算対戦成績はC大阪が15勝、G大阪が26勝、9引き分けとなった。両チームとも順位は変わらず、G大阪は2位、C大阪は4位となっている。

構成●サッカーダイジェスト編集部