[J1リーグ26節]横浜FC2-3大分/11月3日(火)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
セットプレーから3試合ぶりの得点を挙げ、続けて流れのなかからも加点。2点をリードしたところまでは完璧な試合運びだったが、その後3失点で逆転負け。特に、前半終了間際にCKを立て続けに与えて1点を返されたあの流れを断ち切れていればと悔やまれる。

【横浜FC|採点・寸評】
横浜FC
GK
44 六反勇治 5
パス回しにも参加し、73分の岩田の強烈なシュートを防ぐが3失点。88分の知念に決められたシュートは触れているだけに防ぎたかった。

DF
6 瀬古 樹 5.5
押し込まれた後半は左に移ってきた田中達也を捕まえきれなかったが、前半は常に高い位置をとり、2点目もアシスト。

5 田代真一 5.5
チーム3試合ぶりの得点を挙げ、66分には的確なポジショニングで相手にシュートを打たせないディフェンスも披露するなど個人としては悪くなかった。
 
4 小林友希 5
身体を張って守っていたが、同点に追いつかれた2失点目ではやや曖昧なポジショニングに。

26 袴田裕太郎 5
相手の右サイドを警戒してかこの日は守備に専念する時間が長かった。同点弾のシーンでは知念をフリーにしてしまいシュートを許してしまった。

MF
30 手塚康平 6
正確なキックでセットプレーでは脅威となり、アシストも記録。攻撃時にはパス捌きも秀逸でチームの屋台骨となっていた。

28 安永玲央 5
よく走り、絶妙なポジショニングでボールを回収する場面も多々あったが、相手に対応され噛み合わない場面も見られた。周囲との連係をもっと上げていきたい。
 
MF
27 中山克広 5.5(80分OUT)
シュート2本を放つなど立ち上がりは良くボールに絡み攻撃を組み立ていた。守備にも奮闘していたがやや尻すぼみなパフォーマンスに。

15 齋藤功佑 6(69分OUT)
飛び出しから瀬古のクロスに合わせてヘディングでゴール。システム変更の意図もあって後半途中に交代となった。

23 斉藤光毅 5(90+1分OUT)
フリーランニング、ドリブルと崩しの局面までは十分な働きをみせていたが、最後の部分で質と精度を欠いた。

FW
13 瀬沼優司 5(69分OUT)
ポジショニングや身体を張ったプレー、前線からの声掛けなどチームを助けるプレーは評価できるが、シュートは1本。得点でもチームを助けたかった。
 
交代出場
DF
14 志知孝明 5(69分IN)
攻められているなかでの投入で5バック気味に左のアウトサイドに入った。持ち味の攻め上がりを見せる場面はほぼなかった。

FW
9 一美和成 5(69分IN)
試合展開のせいもあるが、シュートを打てずボールに絡む場面もあまりなかった。

FW
25 草野侑己 ―(80分IN)
FC東京戦の再現を狙って投入されたが、逆に田中達也を自由にさせてしまい決勝弾を決められた。

MF
31 杉本竜士 ―(90+1分)
押された展開で引き分けでも良しとした時間稼ぎ的な交代だったが、投入直後に逆転されてしまった。

監督
下平隆宏 5.5
試合の入りはパーフェクトで大分対策もしっかりと施せていた。守勢に回ってからもメンバー交代やシステム変更で何とかしようと試みたが、流れを変えることができなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
大分 6.5
2失点から始まったが、以降は圧倒的にペースを掴むと、前半のうちに1点を返す。後半は守備陣も攻撃に加わり厚みのあるアタックを見せ最後の最後で逆転。内容を結果に繋げ、5試合ぶりの白星となった。

【大分|採点・寸評】
GK
1 高木 駿 6
失点の場面はどちらとも相手を褒める部分の方が多い。それ以外にはあまりピンチもなく、リードをされてからは高い位置からビルドアップにも貢献した。

DF
29 岩田智輝 6.5
強烈なシュートを放つと、最後は決勝弾をアシスト。セカンドボールを回収することも多く、攻守で存在感を発揮した。

5 鈴木義宜 6
劣勢の展開からもチームを鼓舞し、後半は相手のシュートを2本に抑える。相手陣内まで入ることも多く、パス回しにも積極的に絡んだ。

3 三竿雄斗 6.5
ロングフィードもさることながら、終盤にはペナルティエリア内まで攻め上がるなど、猛攻に厚みをもたらした。
 
15 小出悠太 5.5(74分OUT)
前半はアーリークロスから一矢報いようと工夫を凝らしていた。右サイドは相手の脅威となっていたが、結果を出すことはできなかった。

19 星 雄次 5(HT OUT)
チーム全体の問題でもあるが、ホームチームの序盤の猛攻は自身のサイドを押し込まれて作られたもの。攻め上がりでは光るものも見せていたがハーフタイムで交代に。

MF
4 島川俊郎 6(78分OUT)
動き回り黒子役に徹していたが、前半終了間際にはCKから反撃の口火を切る貴重なゴールも記録した。

40 長谷川雄志 6(82分OUT)
逆転劇には絡んでいないものの、長短のパスでリズムを生み、チームに流れを引き込んだ。
 
11 田中達也 7
序盤は右のシャドーで少ないチャンスからゴールに迫ると、左アウトサイドにポジションを移してからはより攻撃的に。最後にはキッチリ決勝弾を決め、得点試合では7戦全勝。

MAN OF THE MATCH
10 野村直輝 7
立ち上がりは守備に奮闘。1点目をアシストし、3点目でも起点となるなど、プレースキックは効果絶大。後半は常に危険な位置でボールを捌き2点目にも絡むなど全得点に貢献した。

FW
18 伊佐耕平 5(74分OUT)
前線での身体を張ったプレーやチェイスに奔走した。攻撃時にはあまり見せ場を作れずシュート0本でピッチを後にした。
 
交代出場
FW
31 髙澤優也 5.5(HT IN)
攻撃には良く絡んでいたが、66分の場面をはじめ決めておきたいシーンの方が目立った印象。

MF
23 高山 薫 6(74分IN)
フレッシュさを活かし運動量で貢献。ペナルティエリア内にも顔を出し、相手を押し込んだ。

FW
9 知念 慶 7(74分IN)
押せ押せムードでも点が入らないなかで投入され、見事な判断と技術で同点弾を決める。シュート6本を放ち得点の匂いを感じさせただけに、もう1点取っていればMOMだったか。

DF
49 羽田健人 ―(78分IN)
中盤のボール捌きから逆転ムードを強める。出場時間が短いため採点は無し。

MF
8 町田也真人 ―(82分IN)
監督の期待通り攻撃のアクセントとなり、逆転劇にしっかりと絡んだ。

監督
片野坂知宏 7
2点のビハインドを背負った立ち上がりこそ改善は必要だが、飲水タイムに立て直すと次第にペースを掴む。負けていたからという部分もあるだろうが、ボールホルダーよりも前に多くの選手が走り込み監督の目指すサッカーが体現出来ていた。さらに選手交代がハマり見事な逆転劇に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)