現地時間11月2日に開催されたラ・リーガ第8節で、久保建英が所属するビジャレアルは最下位のバジャドリーとホームで対戦し、2−0で快勝。今シーズン4勝目(3分け1敗)を挙げ、暫定ながら3位に浮上した。

 試合後、クラブを率いるフェルナンド・ロッチ会長がスペインのラジオ局『Onda Cero』の番組「El Transistor」に出演。そのなかで、久保についても言及している。

 フットボールをこよなく愛し、人口わずか5万人ほどの街を本拠地とするこのクラブをラ・リーガの強豪に押し上げた名物会長は、今夏の移籍市場で大型補強を敢行。コロナ禍の影響で投資に慎重な動きを見せるクラブも少なくないなか、史上初めて、地元のライバルであるバレンシアを上回る額で予算を組んだという。

 今シーズンのチームを「非常に良いプレーをしており、我々は素晴らしいスカッドを持っている。このまま上手くいくことを願っている」と評したロッチ会長は、「それは良い投資のおかげで達成されたんだ」と胸を張った。

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 レンタルとはいえ、ウナイ・エメリ新監督の下でのニュープロジェクトの目玉のひとりとして獲得したのが久保だ。

 ただ、加入を熱望した指揮官は、まだ19歳の日本代表MFの起用に慎重で、なかなか先発に抜擢しようとしなかった。そのせいで、一部のファンやマスコミから批判を浴び、保有元のレアル・マドリー寄りのメディアは「マドリーはこの状況に怒っており、レンタルの打ち切りを検討している」とも報じていた。

 だが、「クボに関するマドリーとの交渉は上手くいった」と振り返った会長は、「真実は三者全員(両クラブと選手)にとって良い状況にある」と噂を否定。「むしろ関係はずっと良くなっている」と明かした。

 プレー時間が増えるたびに、違いを見せはじめている“日本の至宝”の働きに名物会長も満足し、またマドリー側も問題視はしていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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