【番記者選定のバルセロナ最強ストライカー番付TOP10(1990年以降)】
1位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)
2位:ルイス・スアレス(ウルグアイ代表)
3位:フリスト・ストイチコフ(元ブルガリア代表)
4位:サミュエル・エトー(元カメルーン代表)
5位:ロマーリオ(元ブラジル代表)
6位:ロナウド(元ブラジル代表)
7位:ダビド・ビジャ(元スペイン代表)
8位:パトリック・クライファート(元オランダ代表)
9位:リバウド(元ブラジル代表)
10位:ヘンリク・ラーション(元スウェーデン代表)

 ベストストライカーは言うまでもなくメッシだ。バロンドールと欧州ゴールデンブーツをそれぞれ6度ずつ受賞したほか、ラ・リーガ得点王にも歴代最多の7度輝いている。クラブはもちろん、サッカー史上でも最強の点取り屋のひとりと言っていいだろう。

 メッシを除く9選手は、年代の古いほうから紹介していこう。ドリームチームの一員だったストイチコフは、ラ・リーガ4連覇とCL初優勝に貢献。とりわけマドリーが相手のゲームで実力を発揮し、カリスマ性も抜群だった。

 ロマーリオは「30ゴール決める」という入団会見での公約を1年目に実現。わずか1年半で去ったが、マドリー戦で決めた「コラ・デ・バカ」 (牛のしっぽ)をはじめ、強烈に記憶に残るゴールが多い。

【動画】メッシの公式戦初ゴールはこちら!
 
 記憶に残ると言えば、ロナウドの60メートル独走弾もそのひとつだ。そのロナウドと入れ替わりで入団したリバウドも、バレンシア戦でのオーバーヘッド弾など印象に残るゴールが多い。クライファートはクラブの暗黒期と重なり、タイトル獲得はひとつにとどまったが、6年間で120得点以上をマークした。

 逆に、復興期に活躍を見せたのがエトーとラーションで、10年入団のビジャは不慣れな左サイドを任されながらも、戦術理解力の高さを見せて新境地を開拓。マドリー相手にマニータを達成したクラシコでの2ゴールや、10−11シーズンのCL決勝での得点など、ビッグゲームでさすがの勝負強さを発揮した。

 ビジャ退団の1年後に加わったのがスアレスだ。CF受難と言われたバルサで、最初はネイマールを含めたトリデンテの一員として、のちにメッシと強力コンビを築き、今夏に退団するまでゴールを量産しつづけた。

文●ファン・ヒメネス(AS紙記者)
翻訳●下村正幸
※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年11月5日号から転載