現地時間11月8日に開催されたラ・リーガ第9節で、久保建英が所属するビジャレアルが、敵地でヘタフェと対戦。3−1の快勝を飾り、これで公式戦9試合(リーガでは6試合)負けなしとした。

 久保は3日前に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のマッカビ・テルアビブ戦で、アシストをマークするなど躍動したものの、その試合でフル出場をしたこともあり、リーグ戦では2試合連続のベンチスタート。ピッチに送り出されたのは終盤の86分で、ドリブルで敵を抜き去り、あからさまなファウルを受けるシーンなどがあったが、この短い時間では見せ場は作れなかった。

 ELが開幕して以降、ウナイ・エメリ監督は、国内リーグ戦がレギュラー組、ELがバックアッパー中心と、ローテーションを採用している。久保は後者のため、この試合でスタメンから外れたのは、いわば予定通りだった。

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 だが、与えられたのがわずか4分だったことで、久保を保有するレアル・マドリー寄りのメディア『Defensa Central』は、エメリ監督の起用法を辛辣に批判している。

「エメリによるマドリディスタへの最新の侮辱。許されない」と題した記事の中で、「ラ・リーガでは試合終盤での起用が習慣化している」と指摘。典型的な“時間稼ぎ”のために数分間出しただけだとして、こうこき下ろした。

「クボは、リーグ戦9試合で、たった172分しかプレーしていない。1ゲームあたりは平均20分にも満たないのだ。チームの中で群を抜いて最高の選手を宝の持ち腐れにするなんて、エメリは本当にナンセンスだ」

 さらに、「マドリーから貸し出されている若手にとって、これはふさわしくない状況で、少なくとも、冬の移籍市場でこのローンを継続するかどうかを検討し始めるに値する侮辱だ」と記事は続けている。

 マドリー寄りのメディアのこうした批判は常習化しているが、ELでは3試合連続で先発に抜擢するなど、当初は慎重だった指揮官も久保にチャンスを与え始めている。その欧州の舞台で1ゴール・3アシスト目に見える結果を残しているだけに、「リーガでも使ってほしい」という心情はわからなくもないが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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