吉田麻也と冨安健洋は、日本代表でパナマ戦とメキシコ戦に備えている。その間に、イタリアでの戦いについて話すことはあるだろうか。

 インターナショナルウィーク明けの11月22日、セリエA第8節で吉田が所属するサンプドリアと、冨安が所属するボローニャが対戦する。ともにCBのレギュラーとしてプレーする日本人同士の対決からは、目が離せない。

 イタリア紙『Corriere dello Sport』は12日、吉田と冨安が対戦することについて、「サンプのDFである日本代表主将のヨシダは、トミヤスのアイコンだ。プレミアリーグでも主役になることができた、より経験豊富なチームメートに対する限りない敬意をトミヤスは隠していない」と紹介した。

「2011年にカタールでアジアカップを制し、2019年にUAEでは優勝を逃した32歳のヨシダは、サウサンプトンで154試合もの試合をこなしている。トミヤスとヨシダはこの数日、それぞれ代表で過ごしており、日本の全員にとって、トミはヨシダの後継者だ」
 インターナショナルウイークで代表のチームメートとしてともに戦い、サンプドリアとボローニャの一戦で敵味方に分かれるのは、吉田と冨安だけではない。

 同紙は、ガンビアのオマール・コリーとムサ・バロウ、スウェーデンのアルビン・エクダルとマティアス・スバンベリ、ポーランドのバルトシュ・ベレシンスキとウカシュ・スコルプスキも、注目の同国対決と報じている。

 サンプドリアは前節でカリアリに敗れ、公式戦で6試合ぶりに黒星を喫した。25日にはコッパ・イタリア4回戦でジェノアとのダービーを控えており、ボローニャ戦で勝利を取り戻しておきたい。

 一方のボローニャは、前節でナポリに0-1と敗れており、リーグ戦ここ5試合で4敗と苦しんでいる。2勝5敗で14位という成績に、トップ10や欧州カップ戦出場権を目指すシニシャ・ミハイロビッチ監督は満足していない。

 ともに白星がほしい両チームの対戦で、4人もの同国人対決が実現する注目の一戦となる。果たして、どちらに軍配が上がるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部