[J1第27節]横浜6-2浦和/11月14日/日産ス

【チーム採点・寸評】
横浜 7
15分もしない間に3ゴールを奪取。その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば計6得点。最後まで攻め続ける姿勢を貫き、これぞ『アタッキング・フットボール』という内容でホーム最終戦を完勝で飾る。

【横浜|採点・寸評】
GK
31 オビ・パウエル・オビンナ 5.5
嬉しいJ1デビュー戦。エリアを飛び出すプレーはまずまず。31分にはクリアを伊藤に当ててしまい、跳ね返ったボールが自陣ゴールに。

DF
25 小池龍太 6.5
オナイウの縦パスを受け、GKとの1対1を冷静に制す。同サイドの水沼との距離感も良く、右サイドの攻撃を支えた。

15 伊藤槙人 6
オビのクリアが身体に当たって不運なオウンゴールを献上。鋭い出足で前に出て、ピンチを未然に潰す守備は良かった。
 
19 實藤友紀 6
9月の15節・名古屋戦以来の出場。対人守備で一歩遅れを取ることもあったが、トータルで見れば安定していた。

5 ティーラトン 6(58分OUT)
マルティノスと見応えあるマッチアップ。集中を切らすプレーはあったが、敵陣に入れば効果的な働きを見せた。

MF
6 扇原貴宏 6
常に動き回りながらポジショニングを微調整し、味方をサポート。テンポの良いパスワークはいつも通り。

33 和田拓也 6(84分OUT)
エネルギッシュなプレーで攻守をつなぐ。ニアゾーンに侵入する動き出しは秀逸で、相手を股抜きするプレーも。
 
MF
45 オナイウ阿道 6.5(74分OUT)
この日はトップ下でプレー。丁寧なパスで小池と水沼の得点をアシスト。高い位置での守備でも手を抜かなかった。

FW
18 水沼宏太 7.5(74分OUT) MAN OF THE MATCH
正確なパスでJ・サントスの2ゴールをお膳立てし、右足クロスで前田の得点をアシスト。自身はオナイウとの連係で1得点。持てるスキルをいかんなく発揮し、完勝の立役者に。

37 ジュニオール・サントス 7.5
巧みなステップとボールコントロールで相手DFをかわし前半だけで2得点。そして最後の最後にハットトリックを達成。抜群の決定力を見せつけた。

38 前田大然 6.5(HT OUT)
水沼のクロスからヘッドで1得点。40分、プレスバックで相手のカウンターを阻止し、すぐさま前に走り出したプレーは素晴らしかった。
 
途中出場
FW
43 松田詠太郎 5.5(HT IN)
左ウイングに入る。簡単なパスをミスするなど、今ひとつピリッとしない内容。持ち込んでも突破できず、シュートも止められた。

DF
16 高野 遼 6(58分IN)
外に膨らみながらも左足で質の高いクロスを放り込む。SBとしての守備も気の利いたカバーリングなどソツがなかった。

MF
7 大津祐樹 6(74分IN)
勢いのあるランニングなどで攻撃の良いリズムを維持。82分にはニアゾーンに入り、マイナス気味のパスも得点には至らず。

FW
23 仲川輝人 5.5(74分IN)
81分、良い形でスペースに抜け出し左足で狙いすましたシュートを放ったが、ゴールネットは揺らせず。88分の決定機も決められなかった。

MF
26 渡辺皓太 ―(84分IN)
限られた出場時間のなか、求められるタスクを完遂。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
アンジェ・ポステコグルー 6.5
ホーム最終戦、自分たちのスタイルをしっかりと体現させ、大量ゴールを奪取。ACLに向けて弾みをつける完勝だった。

【J1第27節PHOTO】横浜6−2浦和|今季最多の6得点!横浜がホーム最終戦をゴールラッシュで締めくくる!
[J1第27節]横浜6-2浦和/11月14日/日産ス

【チーム採点・寸評】
浦和 5
前半はエンジンがかかる前に失点を重ね、流れを掴めず。1-4で迎えた後半、入りは良かったが、その流れを続けられなかった。2ゴールを奪ったとはいえ、攻守両面で課題の残る内容だった。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5
15分も経たないうちにまさかの3失点。最終的には6失点と悔しい結果となったが、いくつかのビッグセーブがあったのも事実。

DF
27 橋岡大樹 5
2失点目では背後にいた前田を止められず。ただ、気持ちを切らさずにプレーを続け、ゴール前で粘り強いディフェンスを見せる場面も。

31 岩波拓也 4.5
1失点目と4失点目、いずれもJ・サントスへの対応が甘く、ゴールを許す。横浜の厚みのある攻撃を撥ね返せなかった。
 
5 槙野智章 5
5失点目では目の前で水沼に決められ、最後の失点でもJ・サントスへの寄せで厳しさが足りず。後方からの球出しはまずまずだった。

3 宇賀神友弥 4.5(HT OUT)
攻撃でも守備でもインパクトが乏しく、持てる実力の半分も示すことができないまま、前半だけでベンチに下がる。

MF
11 マルティノス 6
9分にバーを叩く惜しいループシュート。スピードとテクニックで右サイドの攻撃を懸命にリード。90分に意地の一発を流し込む。

8 エヴェルトン 5(HT OUT)
ミドルゾーンで精力的にボールを出し入れ。そうやってペースを握り返そうとしたが、狙い通りにはいかなかった。
 
MF
7 長澤和輝 5
CBとのビルドアップは悪くなかった。自陣ではボールを動かせてはいたが、敵陣に入ってからは脅威が足りなかったか。

24 汰木康也 5.5(87分OUT)
縦に抜けるが、クロスを合わせられず。前半終了間際のカットインからの右足シュートは左ポストの横をそれる。

FW
9 武藤雄樹 5(56分OUT)
19分にはゴールラインぎりぎりで相手のシュートをブロック。身体を投げ出してクロスを阻止など、守備では健闘したが。

30 興梠慎三 5(78分OUT)
質の高いパスで周囲を活かしたが、その流れを自分で完結できず。武藤の左からのクロスに飛び込んだシーンでは、わずかに合わなかった。
 
途中出場
DF
6 山中亮輔 6(HT OUT)
できるだけ高い位置を取ろうと試み、機を見たオーバーラップも繰り出す。終了間際にマルティノスのゴールをアシスト。

MF
16 青木拓矢 5.5(HT OUT)
ボランチに入る。堅実なプレーでチームに安定感をもたらし、反撃の下準備を整えたが……。70分のミドルも枠に飛ばせなかった。

FW
45 レオナルド 5.5(56分IN)
投入されてすぐ鋭いシュートを放つも、これは相手GKに止められる。その他でも見せ場を作ったが結果を残せず。

FW
14 杉本健勇 ―(78分IN)
87分、相手と駆け引きしながら右足で威力のあるシュートも決められず。背後を取る動きも奏功しなかった。出場時間が15分未満のため採点なし。


MF
39 武富孝介 ―(87分OUT)
守備に割く時間が長く、攻撃面で不完全燃焼。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
大槻 毅 4.5
早い時間帯で複数ゴールを許す難しい展開だったとはいえ、立て直すための策がやや乏しかった印象だ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)