現地時間11月14日に行なわれたUEFAネーションズ・リーグの第5節で、リーグAのグループ4に属するスペインはスイスと対戦し、1-1のドローに終わっている。

 この試合に主将として出場したセルヒオ・ラモスは、スペイン代表として177キャップを記録し、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの持つヨーロッパの歴代代表最多出場記録を更新している。

 しかしその一方で、不名誉な記録も更新。なんと、試合中に獲得して臨んだPKを2本も外してしまったのだ。

 まさかの連続でPK失敗という事態を、英スポーツチャンネル『Sky Sports』は「S・ラモスによるホラーショーが開催された」と報じた。

「この試合で27分にスイスに先制を許したスペインだが、57分にPKを得る。これをなんということか、2018年5月から25本連続して成功させてきたセルヒオ・ラモスが外してしまった。

 さらに79分にはニコ・エルべディが2枚目のイエローカードで退場するオマケ付きで2度目のPKを獲得。しかしなんとこれも外してしまった。パネンカを気取ったS・ラモスは何とも言えない表情を浮かべていた。89分にジェラール・モレーノが同点ゴールを叩き込んでいなければ、“敗因”になってもおかしくなかった」
 
 PK職人にとって、1試合で2度失敗するのはプロキャリアで初めてだという。試合後の会見で、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、「彼は数えきれないほどのPKを決めてきた。もし3本目があったとしても、彼はきっと引き受けていた」とコメントしている。

 この試合に引き分けたスペインは、グループステージを突破して4強入りするためには、次のドイツ戦での勝利が必須条件となってしまった。

 ちなみにスペインの『MARCA』紙は「彼はパネンカのスタイルで2番目のPKに臨んだが、結果はひどいものだった」と酷評し、『AS』紙は「DFの行動には失望しかない」とこき下している。

 名誉な記録を更新した日に、まさかのミスを犯してしまったS・ラモス。17日のドイツ戦でチームを勝利に導くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部