[J1リーグ27節]神戸0-2 湘南/11月15日(日)/ノエスタ神戸 

【チーム採点・寸評】
神戸 5
前半はボールを保持しながら藤本や小川が相手DFの裏を突くなど攻撃でいい形を作れた。だが、GK谷の好プレーに阻まれ、結果的に2試合連続の無得点。後半2失点を許し、痛恨の4連敗に。

【神戸|選手採点】
GK
18 飯倉大樹 6
37分と46分の指宿の決定機を阻止。後半も59分の茨田と75分の齋藤のシュートを止めたが、勝利には結びつかなかった。

DF
22 西 大伍 6
29分にはイニエスタとのワンツーで抜け出し、藤本へピンポイントクロス。右サイドからチャンスを作ったが得点には繋がらなかった。

33 ダンクレー 6
前半には、高い位置で松田にボールを奪われる危険なシーンも。だが、33分に藤本へ鋭いスルーパスなど好プレーも多かった。
 
4 トーマス・フェルマーレン 6
6試合ぶりの先発にもかかわらず、攻守で活躍。53分には畑の強烈なシュートをコースを読んで頭でブロック。さすがの経験値をみせた。

24 酒井高徳 5.5(84分OUT)
攻め上がる岡本に対応しながら、左サイドで攻撃の組み立てに貢献。だが、齊藤の2点目の場面では簡単にボールを奪われた。

MF
5 山口 蛍 6
35分頃の畑の鋭いカウンターにいち早く反応して潰すなど高いリスク管理能力を見せた。だが、攻撃面では本来のクオリティを出せず。

6 セルジ・サンペール 6.5(70分OUT)
最後尾から前線まで攻守にわたっていいポジションを取り続けた。61分の西への鋭いサイドチェンジは見事だった。

8 アンドレス・イニエスタ 6
27分の藤本へのスルーパスなど前半は何度も決定機を演出。だが、後半は齊藤の激しいプレスに苦しむ場面も見られた。
 
FW
13 小川慶治朗 6(63分OUT)
前半はサンペールや西のスルーパスで畑や田中の背後を突いてチャンスを広げた。だが、後半はうまくいかず、小田と交代。

9 藤本憲明 5.5(70分OUT)
ラインブレーカーらしく、うまく味方のパスを引き出した。だが、前半3回の決定機を決めきれず、試合を難しいものにした。

11 古橋亨梧 6(84分OUT)
26分頃のカットインシュートなど積極的な仕掛けで攻撃を活性化。だが、シュート4本で無得点はやや寂しい。
 
交代出場
FW
41 小田裕太郎 6(63分IN)
小川と交代で入り、左ウイングへ。カットインシュートや裏への抜け出しなど自分の持ち味は存分に出せた。

FW
21 田中順也 6(70分IN)
藤本と交代でそのまま1トップへ。左サイドに流れながらパスを受けるなどチャンスを広げた。だが、自身はシュート1本に終わる。

MF
25 大﨑玲央 5(70分IN)
サンペールと交代し、アンカーへ。湘南に両脇スペースを狙われ、失点の場面では山田に起点を作られ、岡本へ見事なパスを通された。

DF
19 初瀬 亮 ―(84分IN)
出場時間が短いので評価はなし。左サイドで高い位置をキープし、攻撃面ではリズムを変える働きを見せた。

MF
38 佐々木大樹 ―(84分IN)
88分には右サイドで相手をかわして鋭いクロスを入れるなど持ち味は出せた。出場時間が短いため評価はなし。

監督
三浦淳寛 5
ACLを見据えた中で、アンカーをサンペールから大﨑に交代。そこを相手にうまく突かれて先制点を許した。痛恨の4連敗に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
湘南 6.5
前半は神戸に主導権を握られたが、GK谷のビッグセーブで無失点。後半は中川を投入し、ハイプレスで流れを引き寄せた。これで6試合負けなしの3連勝。

【湘南|選手採点】
GK
25 谷 晃生 6.5
齋藤が追加点を決めていなければ文句なしのMOM。前半の藤本の決定機を3本止めるなど、3連勝に大きく貢献した。

DF 
19 舘 幸希 6
前半は古橋やイニエスタの仕掛けに苦しむ時間帯も。その中で60分には古橋の強烈なシュートをブロック。体を張った守備が光った。

38 石原広教 6
藤本との駆け引きでやや後手を踏む場面もあった。だが、最後の最後でゴールを死守した粘り強さは見事だった。

32 田中 聡 6.5(83分OUT)
57分の相手CKの場面では小川のシュートをブロック。サンペールへの継続したプレスなど勇気ある守備を見せた。
 
MF
6 岡本拓也 6.5(80分OUT)
前半から指宿への鋭いスルーパスやクロスで攻撃を組み立てた。そして77分には値千金の先制ゴール。MOM級の活躍だった。

2 金子大毅 6.5
37分にはイニエスタのドリブルコースを読んでボックス内への侵入を阻止。ボールを奪った後のつなぎもほぼノーミス。影の功労者。

26 畑 大雅 6.5
前半の立ち上がりは小川に裏を取られる場面もあった。だが、試合の中で修正。52分のカットインシュートなど攻撃でも魅せた。

23 茨田陽生 6(77分OUT)
イニエスタのマークを含め、攻守で活躍。60分にはカウンターから決定機を迎えるがGK飯倉に阻止された。

MAN OF THE MATCH
16 齊藤未月 7
60分の茨田の決定機の場面では中盤で潰されてもすぐに起き上がって前線へ。90分間、戦う姿勢を貫き、文句なしのMOM。82分の追加点も見事だった。
 
FW
9 指宿 洋史 6(HT OUT)
前線のターゲットマンとして存在感を示し、37分には岡本のクロスから決定機も。だが、前からのプレスを強化するためか、前半で中川と交代。

18 松田天馬 6.5(83分OUT)
全体を通して激しいプレスをかけ続けた功労者。後半は中川と2人でボールホルダーを追い回し、神戸のビルドアップを狂わせた。
 
交代出場
MF
14 中川寛斗 6(HT IN)
指宿と交代で後半から出場。松田とともに前線から激しくプレスをかけ神戸のリズムを崩した。終了間際には岩崎の決定機も演出。

MF
10 山田直輝 6.5(77分IN)
茨田と交代し左インサイドハーフに。投入後すぐの78分には、先制ゴールを決めた岡本への値千金の好アシストも。

DF
4 坂 圭祐 ―(80分IN)
先制点を挙げた岡本と交代し、3センターバックの中央へ。神戸の猛攻をしのぎきった。出場時間が短いため評価はなし。

FW
20 岩崎悠人 ―(83分IN)
出場時間が短く評価なしだが、限られた時間の中で持ち味の攻撃力を発揮。アディショナルタイムには惜しいシュートも。

MF
30 柴田壮介 ―(83分IN)
田中と交代で投入。試合時間も短く評価はなしだが、小田&初瀬で畳み掛ける神戸の左サイドで粘りある守備を見せた。

監督
浮嶋 敏 7
前半はGK谷のビッグセーブに助けられた印象だが、後半は中川投入で流れを呼び込むなど勝負師の顔も。6試合負けなしはお見事というほかない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)