現地11月17日に開催される国際親善試合で、日本代表はメキシコ代表と対戦する。

 2013年6月に開催されたコンフェデレーションズカップ以来、7年ぶりの対戦となるメキシコとの一戦で、森保ジャパンが警戒すべきひとりが、ナポリに所属するイルビング・ロサーノだ。

 2018年に開催されたロシア・ワールドカップで活躍し、PSVに在籍した2シーズンではエールディビジで60試合に出場して34ゴールを記録したロサーノは、昨夏に当時のクラブレコードとなるナポリに加入した。

 だが、1年目の昨シーズンはセリエAへの適応に苦心。シーズン途中に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下でも評価を上げられず、リーグ戦26試合(先発10試合)の4ゴールに終わった。

 その苦労の1年に本人は何を想うのか。イタリア『ANSA通信』によると、ロサーノはメキシコ紙『Azteca Deportes』で「1年目はキツかった。神と妻の助けで前進できたけどね。実際に何があったか、多くの人が知らない。何度も妻に『僕はここで何をしているんだ?』と尋ねたほどだ」と振り返っている。

「言葉でも苦労した。だけど、今はとても良くなっている。監督と話して、うまくいくようになった。僕は監督をすごく称賛している」
 
 そのガットゥーゾには、態度が良くないと練習から“追放”されたこともあった。だが、その後は親分肌の指揮官と良好な関係を築けているようだ。ロサーノは、「ガットゥーゾはとても直接的で、怒ったら怪物のようなんだ」と話した。

「でも、彼からは多くを学べる。僕は彼との関係をどうマネージメントするのか学んだ」

 実際、今シーズンのロサーノは没収試合となったユベントス戦を除き、リーグ戦全6試合に先発出場し、チーム得点王の4得点をマークして指揮官からも賛辞を寄せられている。

 冨安健洋が所属するボローニャとのリーグ戦でも、ヴィクター・オシメーンの決勝点をアシストしたロサーノ。彼のマークを怠れば決定機の創出は必至となるだけに、森保ジャパンにとって要注意の存在だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部