[J1リーグ32節]仙台2-2FC東京/11月18日(水)/ユアスタ

【ハイライト動画】FC東京が先行するも仙台が二度追いつきドローに持ち込む

【チーム採点・寸評】
仙台 6
前半は相手の猛攻を凌ぎきれず失点したが、その後は守備対応に落ち着きを見せた。後半開始早々に得点でき、失点するも再び攻勢に転じ、追いつくことに成功した。負傷者が戻り、ポゼッションの質が大きく向上。ポジティブな勝点1となった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6
1失点目は責められない部分もあるが、2失点目は味方と被ってしまった。それでも多くのファインセーブを見せ、チームを救った場面も多々あった。

DF
3 飯尾竜太朗 5.5
以前よりも積極的にボールを受けるようになり、クロスから決定機をつくる場面もあったが、連戦の疲労も見え、クロスが決定機につながらなかった。

39 金 正也 6
序盤は下がり過ぎてしまったが、徐々に前でプレーできるようになり、持ち味の攻撃の起点となるパスも出せていて、守備でもアグレッシブなプレーが増えた。

13 平岡康裕 6.5
連戦の中でも身体を張ったプレーを見せ続け、序盤こそ相手の出方に戸惑いを見せたものの、前半のうちにプレーを修正し、相手の攻撃をしっかりはね返し続けた。

2 パラ 6(59分OUT)
前半から攻守に精力的に動き回り、決定機にもいくつか絡んだ。後半開始早々に兵藤と絡んで、左サイドで形をつくり、長沢のゴールへとつなげた。連戦や警告も考慮し、蜂須賀と交代。
 
MF
5 椎橋慧也 5.5(80分OUT)
序盤はややプレーエリアが後ろになり過ぎ、失点につながったが、試合に慣れるにつれ、豪快なミドルシュートや、精度の高いくさびのパスも増えていった。連戦の疲労もあり途中交代。

28 佐々木匠 5.5(HT OUT)
コンディションは悪くなく、ドリブル突破で決定機をつくろうと奮闘。ただ、前節ほど決定機はつくれず、球際に強く行ったところで警告を受け、前半だけで退いた。

26 浜崎拓磨 5.5(70分OUT)
積極的に前線へパスを出そうとし、守備でも奮闘していたが、前からのプレスが外されることもあった。
 
FW
42 山田寛人 6
前半はほとんど決定機に絡めなかったが、後半は前への推進力を生かして決定機をつくり、松下のゴールをアシストすることに成功。欲を言えば自身のシュートが欲しかった。

9 イサック・クエンカ 6
ゴールには絡まなかったが、鮮やかなドリブルのテクニックで相手を抜き去り決定機をつくり、自身も2本のシュートを放った。チームに慣れ、試合を重ねるごとに相手の脅威となる場面も増えている。

20 長沢 駿 6.5(70分OUT)
前半は惜しいシュートが1本あったが、あまり良いボールが回って来なかった。後半は開始早々に兵藤のクロスから同点ゴールを挙げ、その後も高さを武器に相手の脅威となり続けた。

交代出場
MF
6 兵藤慎剛 6.5(HT IN)
後半開始早々投入されると、左サイドに流れて長沢のゴールをアシスト。中盤でボールをしっかりキープし、味方との連係もスムーズで復帰戦とは思えないパフォーマンス。ただ、2失点目はアシストした小川に競り負けてしまった。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5(59分IN)
パラと代わって左サイドに入った。負傷明けということもあり、自慢のクロスを見せる場面はそれほど多くなかったが、活動量豊富に攻守で走り回った。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(70分IN)
ゴールに向かう姿勢は見せ続けることができたが、負傷の影響もあってか、まだベストコンディションとはいかなかった。惜しい場面もつくったがゴールはならず。

MAN OF THE MATCH
MF
8 松下佳貴 7(70分IN)
復帰戦だったが、全く負傷の影響を感じさせず中盤でボールを落ち着かせ、多くの決定機に絡んで、技ありのミドルシュートで勝点1につなげることに成功。いるといないとでは全く違うことを証明した。

MF
14 石原崇兆 −(80分IN)
チームの良い流れに乗って、決定機をつくりたかったが、あまりボールに触れることができなかった。

監督
木山隆之 6
序盤に先制を許したが、相手の出方に応じた修正を図ることができた。後半負傷から戻った選手たちを起用すると、ポゼッションの質を上げることに成功し2得点。勝点3には届かなかったが、理想とするスタイルに近い形をようやく具現でき、今後に大きな期待の持てる内容だった。
 
【チーム採点・寸評】 
FC東京 6
立ち上がり一気呵成に攻めて得点を取った後は、無理して攻めずに逃げ切りを図りたかったが、後半早々に失点。セットプレーで勝ち越すも、追いつかれ勝点3は取れず。負傷から復帰の東のコンディションが良かったことや複数得点はポジティブな要素だった。

【FC東京|採点・寸評】 
GK
1 児玉 剛 5.5
1失点目はボールに触りながらもゴールにしてしまい、悔しさをあらわに。2失点目もシュートへの反応が遅れてしまった。

DF
22 中村拓海 6(HT OUT)
攻撃ではそれほど目立たなかったが、守備ではI・クエンカやパラによく対応し、パスコースを切ったりインターセプトを見せたりと堅実なプレーを見せた。

3 森重真人 5.5
前半は安定した守備を見せていたが、後半は引き過ぎてしまい、相手の攻勢を受けてしまった。それでも終盤の猛攻をよくはね返した。

32 ジョアン・オマリ 5
人に対しては強かったが、後半は仙台に選手間のスペースを使われてしまい、赤﨑と競った場面ではあわやオウンゴールかというプレーもあった。

37 中村帆高 5.5
前半左SBの時は積極的に前へ行く姿勢を見せていたが、後半右SBに回って早々に自身のサイドを使われて失点。その後も相手の攻勢をなかなか止められなかった。
 
MF
10 東 慶悟 6.5(70分OUT)
長期離脱からの復帰戦となったが、トップ下で絶妙なポジション取りから多くの決定機をつくり出し、存在感の大きさを見せた。今後のACLに向けても彼の復帰は大きい。

8 髙萩洋次郎 7
攻守の要として最後まで奮闘し、存在感は絶大だった。うまくボールを散らして攻撃の起点となることに成功し、後半セットプレーから右足でゴールも決めた。

31 安部柊斗 5.5
インサイドハーフとして精力的に走り回ったが、あまり決定機には絡めなかった。髙萩や東などともう少しうまく絡んでいきたかった。
 
FW
28 内田宅哉 5.5(86分OUT)
前半は積極的に前へ出て、GKと1対1となる決定機もあったが、シュートストップされてしまった。後半はあまり決定機に絡めなかった。

11 永井謙佑 6.5(70分OUT)
立ち上がり縦への突破を何度も仕掛けて仙台の守備陣を混乱させ、レアンドロのゴールをアシスト。その後は中盤に下がってボールを受けるなどして攻撃のリズムをつくろうとしていた。

20 レアンドロ 6.5(80分OUT)
前半は相手の守備がうまく対応できない隙を突き、選手間のスペースに入り込んで1ゴールできたが、後半はあまり決定機に絡めなかった。
 
交代出場
DF
6 小川諒也 6(HT IN)
投入直後に警告を受けたが、その後は冷静にプレーし、攻守で存在感を見せた。セットプレーでは持ち味の競り合いの強さを発揮し、高萩のゴールをアシストした。

MF
7 三田啓貴 5.5(70分IN)
積極的にゴール前へ顔を出し、前回対戦同様、古巣相手にゴールと行きたかったが、終盤相手に押し込まれる展開となり、思ったように決定機をつくり出せなかった。

FW
15 アダイウトン 5(70分IN)
引き気味の展開となったこともあり、カウンター攻撃を仕掛けたかったが、仙台守備陣にしっかり対応されて、有効なカウンターはあまり打てなかった。

FW
24 原 大智 ―(86分IN)
積極的にゴール前に顔を出し決定機をつくり出し、自らもシュートを放ったが、ゴールにつながるプレーは生み出せなかった。

FW
27 田川亨介 ―(80分IN)
わずかな出場時間の中でも果敢に攻撃に出て、試合終盤にはGKと1対1の決定機をつくったが、シュートストップされ、勝ち越しゴールは奪えなかった。

監督
長谷川健太 6
連戦でメンバーのやりくりが厳しい状況だったが、前半スピード感のある攻撃で先制に成功した。後半二度追いつかれ、選手のやりくりで勝点3を取りたかったが、わずかに及ばず。それでも東を復帰させ、攻撃で機能させるなどACLに向けての好材料は見せた。

取材・文●小林健志(フリーライター)