J1リーグは11月21日、各地で第28節の6試合が開催。豊田スタジアムで行なわれた名古屋グランパスと湘南ベルマーレの一戦は3−1でホームの前者が勝利を収めた。

 前節、FC東京との上位対決を制して3位に浮上した名古屋だが、FWの金崎夢生と山﨑凌吾のふたりを欠く苦しい台所事情。前節同様、FWには阿部浩之とガブリエル・シャビエルを起用し、前田直輝、マテウスと4人のアタッカーを同時にピッチに送り出した。

 対する湘南は3連勝中で6試合負け無し、直近3試合は無失点と16位ながら今最も好調なチームの一つだ。

 試合は両チーム組織された連係とハードワークで前半は1点ずつを奪う互角の展開となった。

 立ち上がりは湘南にペースを握られていたが、敵陣での守備からマテウスが相手のパスミスを奪うと、敵陣中央から思い切りよく左足振り抜く。無回転のシュートはゴール右に決まり劣勢のなかで先制に成功する。
 
 17分に湘南にCKから坂圭祐のループ気味のヘディングシュートで失点を許したが、後半にスーパーゴール2本で突き放す。

 敵陣高い位置まで持ち上がってきた左SBの吉田豊が前田の動き出しに合わせて絶妙なロビングのパスを送る。前田が落としたボールに走り込んだ阿部がダイレクトで針の穴を通すようなシュートをゴール右下に決め、51分に2−1とする。

 さらに56分、稲垣祥が敵陣でボールを奪うと前線にスイッチが入り、一挙に湘南ゴールに向けて走り出す。すると、最後は左のマテウスからのクロスに反応した、G・シャビエルが左足で豪快にボレ―を叩き込み3−1と突き放す。

【動画】決勝弾は阿部浩之のスーパーシュート!

 その後しっかりと守り切った名古屋はスコアこのままに試合をクローズ。この結果、名古屋は勝点を55とし、翌日試合のあるガンバ大阪に並び、得失点差で暫定ながら2位に浮上した。湘南は同23で16位と変わらず。

 次戦、名古屋は1週間後の11月28日にホームで大分トリニータと第30節を、湘南は中3日でサンフレッチェ広島と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部