12月24日、鹿島アントラーズに所属するベテランGK、曽ケ端準が引退を発表した。

 3年間を過ごした鹿島の下部組織から、1998年にトップチームに昇格し、23シーズンでスーパーカップなどを含めると25タイトルに関与した。この偉業を「日本人で最も多くのタイトルを獲得した」と称えているのが、Jリーグ通で知られるブラジル大手メディア『globo』のチアゴ・ボンテンポ記者だ。

 ボンテンポ記者は「プロ人生をすべて鹿島でプレーした彼は、41歳にしてそのグローブを脱ぐことを決意した」と伝え、このように綴った。
 
「曽ケ端は世界的に有名ではないかもしれないし、最高のアイドルではないかもしれない。歴代最高のプレーヤーとして、世界のアルバムに名前は載っていないかもしれない。それでも、彼ほど多くのタイトルを獲得した日本人プレーヤーはいない。これだけは誰も否定できない事実だ」

 さらに、「彼は2001年から2017年まで17シーズン連続で鹿島アントラーズのゴール前でファーストオプションを務めた」とレギュラーとして活躍した期間が長かったことも特評価し、「日本のレジェンド川口能活、楢崎正剛に次ぐ、日本が世界に誇るGKのひとりだ」と称えた。

 ボンテンポ記者は最後に、「今季限りで引退した中村憲剛とともに、ファンの記憶に残るレジェンド。これからの人生に幸あれ」と惜しみない賛辞、そして激励を送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部