本職に戻った一戦で、痛い黒星だ。

 1月11日のセリエA第17節、サンプドリアは敵地でスペツィアに1-2で敗れた。

 昨年末から3試合続けて右SBを務めてきた吉田麻也だが、この日は前節復帰したバルトシュ・ベレシンスキが右サイドに回ったことで、オマール・コリーのパートナーとして右CBで先発起用された。

 サンプドリアは20分に先制を許すと、4分後にアントニオ・カンドレーバのゴールで追いついたが、後半にPKを献上。これをエムバラ・エヌゾラに決められて敗れた。

 34分にセンターライン付近で速攻を止めようとエヌゾラを倒し、イエローカードをもらった吉田は、終了間際に同点弾に迫った。左からのFKという好機で、鋭いボールにヘッドで合わせるが、惜しくもシュートは枠をとらえなかった。
 
 イタリア・メディアでは、吉田のパフォーマンスに対する評価が二分している。

 『Sport Mediaset』は及第点となる6点。『calciomercato.com』は「ゴールから遠い位置でカードをもらったが、それからコリーと一緒にうまくエヌゾラをコントロール。終盤には同点弾に迫った」と、さらに高い7点をつけている。

 だが、『Corriere dello Sport』紙の採点は5.5点と及第点に届かず。『Gazzetta dello Sport』紙も同じ5.5点で「良いところも悪いところもあったが、エヌゾラの活気と加速に苦しむときが。コリーと理解し合えないところもあった」と、やや低調な評価だった。

 『TUTTOmercatoWEB』もやはり5.5点で、「あまりの不注意はラニエリの大叱責に。何度か良くないところがあり、いつもと比べクリーンでなかった」と指摘。サンプドリア専門サイト『samp news24』も、同じく5.5点で「スペツィアの攻撃を抑えるのに苦労した」と伝えている

「前半からカードをもらい、守備の仲間との対話にとても苦しんだ。アディショナルタイムにヘディングで同点弾に迫った」

 4試合で3敗と低調なサンプドリアは、1月30日にユベントスをホームに迎える。それまでのウディネーゼ戦、パルマ戦で勝ち点を積み重ねていきたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部