現地時間1月15日、イングランド2部の名門ダービー・カウンティは、昨年11月から選手兼暫定監督を務めてきた元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが監督へ正式就任することを発表し、事実上の現役引退をすることを明かした。

 別れを惜しむ声が続々と寄せられるなか、DAZNでは稀代の名ストライカーを称え、プレミアリーグで挙げたスーパーゴール10傑を紹介している。

 現在35歳のルーニーは2002年8月に、当時16歳と298日にしてエバートンでプロキャリアをスタート。2004年夏にアレックス・ファーガソン監督の猛烈なラブコールに応えて移籍したマンチェスター・ユナイテッドには約13年間に渡って在籍し、クラブ歴代最多となる253ゴールを決めた。

 2017年夏にエバートンへの復帰を果たし、アメリカのDCユナイテッドを経て、20年1月からダービーでプレーしていた。イングランド代表としても120試合に出場し、歴代最多の53ゴールを記録している。

 そんな華々しいキャリアを振り返るように、今回の動画では年代順にゴラッソを列挙。そこで先陣を切って登場するのが、エバートンでのルーキーイヤー、アーセナル戦で奪ったプレミア初ゴールだ。コースぎりぎりにミドルを突き刺した芸術性に加え、30戦無敗を誇った最強の敵から90分に奪った決勝点という点でも、今だ語り草となっている初弾である。

【動画】現在引退を発表したルーニーの衝撃ゴラッソ10選はこちら
 得点を量産したユナイテッド時代からは7ゴールを選出。とりわけインパクトが大きかったのが、2010-11シーズンに宿敵マンチェスター・シティとのダービーで決めたオーバーヘッド弾。圧倒的な打点の高さから繰り出した豪快な一撃は、キャリアベストゴールの呼び声も高い。

 トップ10の最後を飾ったのは、14年ぶりに帰還したエバートンで魅せた50m越えのロング弾だ。ウェストハム戦での66分だった。GKが飛び出しクリアしたボールが自身の足下へ転がってくるや、自陣からダイレクトで右足を一閃。ループ気味ではなく、低い弾道で放たれたシュートは相手ディフェンスが思わず伸ばした手のわずか上をいき、ゴールネットを揺らした。ちなみにこのゴールでルーニーはハットトリックを達成している。

 今回選出されたスーパーゴールはごく一部であるのは言うまでもない。数多くの偉業を成し遂げた“英雄”ルーニーは、記録にも記憶にも残る正真正銘のスーパースターだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部